アップル、2012年後半に「iTunes Match」を国内展開
-Store全楽曲がDRMフリー/256kbpsに
米国のiTunes Match解説ページ |
アップルは、iTunes Matchを今年(2012年)後半に日本でもスタートする。iTunes in the Cloudの国内サービス開始に合わせて来日した、米Apple iTunes アジア太平洋地域 & カナダ担当シニア・ディレクターのピーター・ロウ氏が明らかにしたもの。
22日にスタートしたiTunes in the Cloudは、「iTunesで購入した曲」がiCloud経由の同期の対象になるが、「iTunes Match」は、iTunesで購入した楽曲“以外”でもネット経由の同期を可能にする。
自分のiTunesに登録されている楽曲と、iTunes Storeで販売されている楽曲のリストを突き合わせ、“マッチ”したものを「その人がiCloudで再生可能な曲」として、iCloud上のライブラリに追加。これにより様々なiOS機器やコンピューターで音楽ライブラリをネットワーク経由で同期できる。米国で展開されているiTunes Matchは有料サービスで、価格は年間24.99ドル。
また、今回のiTunes Storeリニューアルにあわせて、DRMフリー/256kbps AACの「iTunes Plus」の対象が「販売全楽曲」となり、多くの楽曲がDRMフリーとなっている。インタビューの模様やiTunes in the Cloudの詳細などは別記事を参照して欲しい。
(2012年 2月 22日)
[Reported by 西田 宗千佳]