シャープ、長時間録画HDD対応の32型AQUOS「LC-32H7」

-2TB「レコロング」に696時間録画。パーソナル向け


LC-32H7
 シャープは、液晶テレビAQUOSの32型パーソナルモデル「LC-32H7」を3月に発売する。価格はオープンプライス。複数の家電量販店の販売サイトでは59,800円で予約を受け付けている。

 別売USB HDDへの録画も可能な32型液晶テレビ。既発売のAQUOS K7/V7と同様に、バッファローが3月下旬に発売する長時間録画HDDのレコロング(HDX-PNU2/Vシリーズ、HDX-LSU2/Vシリーズ)に対応したことが特徴で、MPEG-2 TS録画のほかに、ハイビジョンで最大4倍のMPEG-4 AVC/H.264長時間録画も可能。AVC形式への圧縮はテレビでなくHDD側で行なう。

 上記の「レコロング」HDDを接続した場合、BSデジタル放送では2TBで約696時間の録画が可能。それ以外のHDDでは2TBで約174時間録画できる。

 番組を視聴中に録画ボタンを押せば、ワンタッチでその番組を最後まで録画して停止する「番組ぴったり録画」や、番組表から番組を選ぶだけで録画予約ができる「パッとカンタン予約」機能も備えている。

バッファローが3月下旬に発売する長時間録画対応HDD「HDX-PNU2/Vシリーズ」(左)と「HDX-LSU2/Vシリーズ」(右)

 パネル解像度は1,366×768ドット。バックライトはLED。テレビコントラストは10万:1、視野角は176度。チューナは地上/BS/110度CSデジタルのシングルチューナ。放送番組と外部入力などの2画面同時表示も可能で、PinP(子画面表示)時の子画面表示位置を自由に設定できる。番組検索時は、ジャンルやキーワードを登録しておけば、ヒットした番組を番組表上で色分け表示。今日/明日のおすすめ番組として案内したり、番組開始直前に通知することが可能。

 HDMI入力は2系統備え、AQUOSファミリンクIIに対応。付属のファミリモコンで、AQUOSブルーレイの録画予約なども行なえる。そのほかの入力端子はD5×1、コンポジット×1、アナログ音声×1。ステレオミニのヘッドフォン出力も備える。EthernetとUSBを各1系統搭載。USBメモリに入れた静止画でAQUOSをフォトフレームのように使うこともできる。なお、DLNAには対応しない。

 省電力機能として、環境に合わせてバックライト輝度を自動的に調整する「明るさセンサー」や、一定時間操作が無かった場合に自動で電源をOFFにしたり、消費電力を落としながら見やすい画質にする「セーブモード」、「照明オフ連動」、「無信号電源オフ」などを搭載する。おはようタイマーや、おやすみタイマーも装備。

 3.4×14.4cmのスピーカーユニットを2基内蔵。デジタルアンプを搭載し、出力は5W×2ch。消費電力は約65Wで、待機時消費電力は0.1W。外形寸法は、75.0×22.5~24.7×50.8cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.3kg。



(2012年 3月 9日)

[AV Watch編集部 中林暁]