東京タワーの高さが333mに戻る。支柱の更新工事完了

-今後は新アンテナ設置や耐震補強工事を実施


 東京タワーを運営する日本電波塔は3日、東京タワー塔頂部の支柱更新工事が完了したことを発表。旧支柱の撤去により一時的に低くなっていた塔体の高さが333mに戻った。

 この工事は、2011年7月の地上アナログ放送終了に伴う各局のアンテナなどの設備撤去にあわせて、アンテナ撤去と支柱の取り換えと耐震補強を行なっていたもの。

 塔頂部の旧アンテナ支柱は、約25mの支柱部分を17分割して7月10日~14日にかけて撤去。新しい支柱は15分割して7月17日の深夜から組み立ててきた。今後は、新しい支柱に新アンテナを設置する工事と耐震補強工事を引き続き行なうという。

 同社は「東京タワーは、これからも総合電波塔・東京の観光の拠点として、皆様方に愛される電波塔を目指していく」としている。



(2012年 8月 3日)

[AV Watch編集部 中林暁]