ドコモ、「GALAXY Tab 10.1 LTE」をAndroid 4.0に更新

-顔認証機能やアプリ追加。ウェブ閲覧時の不具合も修正


GALAXY Tab 10.1 Tab LTE SC-01D

 NTTドコモは、Xi対応Androidタブレット「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」のAndroid 4.0へのアップデートを、8月28日午前10時以降に開始すると発表した。

 アップデートにより、Androidのバージョンは従来の3.2から4.0.4になる。主な更新内容として、顔認証で画面ロックが解除できる「フェイスアンロック」機能に対応。また「Google+」、「メッセンジャー」、「Playムービー」の各アプリや、独自の「Mini Apps」に「Sプランナー」など3種類のアプリが追加される。「Mini Apps」に含まれるミニアプリ一覧の変更や削除にも対応。

 ショートカットやアプリを長押ししてドラッグ&ドロップ操作することでフォルダ作成が可能になるほか、最近使ったアプリ画面の一覧からアプリをフリック操作して削除する機能も追加された。

 そのほか、ブラウザで特定のウェブサイトを閲覧中に、前の画面に戻ろうとするとエラー画面が表示されることがある不具合が修正される。

 アップデートは無線LAN接続時に利用でき、パソコンと接続して更新することも可能。更新時間は無線LAN時で約30分、パソコン時で約45分。アップデートに必要な本体メモリ空き容量は約260MB以上。アップデート後にOSを3.2に戻すことはできない。

 なお、今回のアップデートでAndroid 4.0にバージョンアップすると、プリインストールされている「Flash Player」は削除される。更新後も利用する場合は、本体のアップデート前にGoogle Play(旧Android Market)で最新版の「Flash Player」に更新しておく必要がある。

 GALAXY Tab 10.1 LTEは10.1型/1,280×800ドット液晶搭載のAndroidタブレット。1.5GHz動作のデュアルコアCPU搭載で、テザリングやBluetooth 3.0 +EDRに対応する。動画再生は最大1080p対応で、本体にHDMIは備えていないが、別売スタンドを介してテレビなどとHDMI接続できる。またプリインストールのDLNAアプリで、GALAXY Tabをサーバーとして撮影した動画/静止画を対応テレビに表示することも可能。

 カメラは外側が有効320万画素、内側が同190万画素のCMOS。動画撮影は最大720pまで対応する。記録メディアは内蔵メモリ16GBで、別売の外付けSDカードスロットも利用できる。


(2012年 8月 27日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]