パナソニック、ワンセグ対応ポータブルナビ「ゴリラ」

-ゴリラエンジンで快適操作。地図無料更新も


CN-GP720VD/CN-SP720VL

 パナソニックは、ポータブルナビ「ゴリラ」シリーズの新機種6モデルを9月14日に発売する。ハードウェアとしては3モデルだが、それぞれにカー用品取り扱いルートと、家電ルートの2種類があり、合計6モデルとなる。価格は全てオープンプライス。

 店頭予想価格は、メモリ容量16GBの「CN-GP720VD」と「CN-SP720VL」が7万円前後、8GBの「CN-GP715VD」と「CN-SP715VL」が6万円前後、8GBでワンセグ録画機能やFM-VICSなどを省いた「CN-GL711D」と「CN-SL711L」が5万円前後。いずれも型番にGP○○○VDとつくのがカー用品ルート、SP○○○VLとつくのが家電ルートとなる。主な機能差は下表の通り。

 CN-GP720VD
CN-SP720VL
CN-GP715VD
CN-SP715VL
CN-GL711D
CN-SL711L
メモリ容量16GB8GB8GB
店頭予想価格量7万円前後6万円前後5万円前後
液晶モニタ7型
480×800ドット
7型
480×800ドット
7型
234×480ドット
道路マップ無料更新
統計交通情報
るるぶDATA
映像同時表示
FM-VICS
フルスクリーンマップ
テレビ機能ワンセグ
録画対応
ワンセグ
録画対応
ワンセグ
録画非対応
Gアプリ
ACアダプタ別売

 いずれも7型の液晶ディスプレイを採用したポータブルナビで、上位2機種は480×800ドットのフルフラットパネルを採用。下位の「CN-GL711D」と「CN-SL711L」は234×480ドットでフルフラットタイプではない。

CN-GP715VD/CN-SP715VLCN-GL711D/CN-SL711L

 上位2機種には高速処理回路「ゴリラエンジン」を搭載。地図画面のスクロールやルート検索など、ナビ機能をストレスなく快適に操作できるという。また、GP720VD/SP720VLは2016年1月31日まで、道路マップの無料更新を利用できる。更新はインターネットからデータをダウンロードし、SDカード経由でナビに転送する。ほかにも、統計交通情報、るるぶDATAなども上位モデルは備えている。

 AV機能として、全モデルワンセグチューナを搭載。「CN-GL711D」と「CN-SL711L」を除き、SDカードへのワンセグの録画にも対応。録画対応モデルは、薄型テレビのVIERAやBDレコーダのDIGAで録画した番組を記録したSDカードを再生する「番組持ち出し」再生も可能。

 全モデル、音楽/動画/静止画再生機能を装備。音楽はMP3/WMA、動画はMP4、静止画はJPEGに対応する。GP720VD/715VD、SP720VL/715VLは、停車中、地図画面の右上にワンセグやSDビデオの映像を表示する「映像同時表示」機能も備えている。

 この上位4モデルは、地図画面上に渋滞情報を表示する「FM-VICS」対応。「ecoルート探索機能」も利用できる。さらに、「ゴリラ」ユーザー専用ホームページから使いたい「Gアプリ」をSDカードにダウンロードし、ナビに機能追加する事も可能。

 バッテリは内蔵のリチウムイオン充電池を使用。ワンセグの連続使用時間は、上位4モデルが約50分、下位2モデルは約3時間。外形寸法と重量は、上位4モデルが186×19.8×104mm(幅×奥行き×高さ)で435g。下位2モデルが178×22×110.5mm(同)で385g。CN-GP715VD/CN-SP715VLはACアダプタが別売となる。


(2012年 8月 28日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]