「LG Smart TV」5シリーズ、ブラウザのジェスチャー機能対応

リモコンアプリ/Skypeカメラ対応も


LG Smart TVのマジックリモコン

 LG Electronics Japanは2日、液晶テレビ「LG Smart TV」のソフトウェアアップデートを開始したと発表。対象機種は「LM9600」、「LM7600」、「LM6600」、「LM5800」、「LS3500」の計5シリーズで、アップデートは自動で行なわれる。

 今回のアップデートにより、マジックリモコンによるブラウザ画面でのジェスチャー機能が追加される。また、iOS/Android端末からLG Smart TVの操作を行なえる、10月中旬配信予定のリモコンアプリ「LG TV Remote」や、コンパクトなSkype専用コミュニケーションカメラ「AN-VC400」への対応も行なわれる。

 「AN-VC400」は10月上旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,000円前後。外形寸法は112×20×17mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは88.3g。


■ ブラウザ画面でのジェスチャー機能追加

 LG Smart TVでは、テレビ画面に表示されるアイコンやサムネイルをマジックリモコンでポイントしたり、クリックしたりする操作をジェスチャーで行なえる機能を備えているが、従来はテレビ番組視聴中のみ使用可能となっていた。

 アップデートにより、ブラウザ画面でのウェブサイト閲覧時に、マジックリモコンを時計回り/反時計回りに回すことで画面の拡大/縮小が可能になる。また、番組の視聴画面とよく使う番組やアプリなどを表示する「最新リスト」画面の素早い切り替えを行なえるジェスチャー操作にも対応する。


■ iOS/Android端末用リモコンアプリ「LG TV Remote」

 iOS/Android端末をLG Smart TVが接続されている無線LANに接続することで、チャンネル・音量操作/文字入力などが行なえるリモコンアプリ。10月中旬よりApp Store及びGoogle Playで配信予定で、iOS 4.1以降とAndroid 2.2以降の端末に対応する。

 スマートフォンなどの画面にミニ・ホームダッシュボードを表示し、コンテンツやアプリの選択や、お気に入りチャンネルの登録などを行なうことも可能となる。

アップデートで追加されるジェスチャー機能「LG TV Remote」の画面イメージSkype専用カメラ「AN-VC400」と装着イメージ

(2012年 10月 2日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]