「紙のような見栄えで動画表示」可能な7型の反射型液晶
ジャパンディスプレイ開発。3mWに低消費電力化
新開発のディスプレイ |
ジャパンディスプレイは25日、低消費電力で動画表示も可能な7型の反射型カラー液晶ディスプレイを開発したと発表した。
反射型液晶の散乱層を新規開発し、光学設計を最適化したことで「紙のような自然な見栄えで動画表示可能」というカラーディスプレイ。低温ポリシリコンの特徴を活かした画素内メモリ技術により、透過型に比べ省電力化。静止画表示時3mWを実現した。
反射率40%で色域がNTSC比5%の「高反射仕様」と、反射率28%でNTSC比36%の「高色純度仕様」(参考出品)の2種類があり、画面サイズはいずれも7.03型。解像度は高反射仕様が1,024×768ドット、高色純度仕様が1,024×576ドット。コントラスト比はいずれも30:1。
このパネルは、10月31日から11月2日までパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2012」に出展される。
(2012年 10月 25日)
[AV Watch編集部 中林暁]