ニュース
ハーマン、Bluetooth対応のJBLオーディオシステム
SAS101シリーズのワイヤレスアダプタ同梱モデル
(2013/1/29 16:17)
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのBluetooth対応オーディオシステム「SAS101-BT」シリーズを2月上旬に発売する。SAS101-BT、SAS101 MBK-BT、SAS101 MWX-BTの3モデルを用意し、価格はすべてオープンプライス。
店頭予想価格は、2ウェイのブックシェルフ型「SAS100SP」とセットのSAS101-BTが13万6,000円前後。3ウェイ3スピーカー構成の小型モニタースピーカー「4312M II」をセットしたモデルは、2種類の仕上げから選択可能。ブラックアッシュ仕上げのSAS101 MBK-BTは13万7,000円前後、ウォールナット仕上げのSAS101 MWX-BTは14万7,000円前後。
CD/FMチューナ部とアンプ部からなる「SAS101SU」に、harman kardonブランドで2012年10月から発売しているBluetoothワイヤレスオーディオアダプタ「BTA 10」(オープンプライス/店頭予想価格8,000円前後)をセットにしたオーディオシステム。2011年発売のDockコネクタ(30ピン)対応のiPhone/iPod用クレードルを同梱したオーディオシステム「SAS101」と基本機能は共通で、クレードルを省いて新たにBluetoothでの音楽再生に対応した。なお、従来の「SAS101」シリーズ3モデルも引き続き販売する。
BTA 10とBluetooth対応のオーディオ機器やスマートフォン、PCを接続して、ワイヤレスで音楽再生が可能。Bluetooth 2.1+EDR対応で、プロファイルはA2DP、AVRCPに対応。iOS4.3.1以降のiPhone/iPodなどを接続する場合は、AACコーデックもサポートする。通信距離は約10m。ステレオミニの出力を1系統備え、本体の「SAS101SU」と接続する。BTA 10の外形寸法は50×50×17mm(幅×奥行き×高さ)。
センター部のアンプ部と、CD/FMチューナ部の仕様は、従来モデルと共通。アンプ部に65W×2chのCLASS Dアンプ(デジタルアンプ)のほか、DSPを搭載。CDプレーヤーには24bit/192kHz対応のDACを搭載する。ドライブ部はスロットローディング方式。音楽CDのほか、MP3/WMA形式で記録されているCD-R/RWの再生が可能で、サイドに備えるUSB端子からメモリ内のMP3/WMA楽曲を再生することも可能。
CDプレーヤー部のフロントパネルのタッチパネルで電源操作やCDの取り出し、入力切り替え、再生操作などが行なえる。アラームクロック機能やスリープ機能、タイマーオフ機能も内蔵。入力端子はCDプレーヤー部に備え、光デジタル×2、同軸デジタル×2、アナログ音声(RCA)×2、PHONO(MM)×1、ステレオミニ×1、USB×2を装備。iPod Dockクレードル「BRIDGE IIIP」用の接続端子も備える。アンプ部とCDプレーヤー部は専用ケーブルで接続する。