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FitEar、カスタムIEM「MH335DW」をブラッシュアップした「MH335DW EX」。約24万円

MH335DW EX

須山歯研は、FitEarブランドより、カスタムIEM「MH335DW EX」を5月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24万円前後。

同社製品開発顧問を務めるマスタリングエンジニア・原田光晴氏の協力の下、カスタムIEM「MH335DW」をさらにブラッシュアップしたモデル。ネットワークとアコースティクフィルターを見直すことで、すでに定評のあるMH335DWのサウンドにさらに磨きをかけた。

ベースモデルのMH335DWは、ドラマーやベーシストなどといった方々の現場の声から生まれたモデルで、MH334の優れた特性を活かしつつ、ダブルウーファー化とネットワークの調整によってローエンドの拡張とさらなる高解像度化を実現している。

MH335DW EXは、ドライバーの種類と構成はMH335DWと全く同じで、従来モデルの3Way構造は維持しつつ、新しい部品を使用したネットワークやアコースティックフィルターの調整を実施。それにより高域レンジを拡張すると共に低域側の情報が整理され、全ての音を余すことなく再現。これまでのステージモニターとしての用途はもちろん、スタジオでのモニター用途など音楽に集中したい環境や状況でも利用できるようになったとしている。

製品名は、MH335DWの完成形ともいえる製品であることから、これまでの音を拡張した(Expand)、上回る(Exceed)、優れた(Excellent)、といった意味を込めて「MH335DW EX」と名付けたとのこと。

MH335DWユーザーに対してのアップグレードサービスも用意。手持ちのMH335DWに対してネットワークとアコースティックフィルターの変更を施すことで、新たに買い換えることなく、最新のモデルへとアップグレードできる。アップグレードの料金は33,000円。フェイスプレート交換が必要な場合は44,000円。従来のStudio Referenceアップグレードサービスと同様、須山補聴器のみでの受付となる。また、MH335DW Studio ReferenceやMH335htはアップグレードの対象外。