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ナスペック、Cambridge Audioの4K対応BD/SACDプレーヤー

4Kにアップスケーリング出力。3D変換も。約15万円

Azur752BD

 ナスペックは、4K出力も可能な、英Cambridge AudioのBlu-ray/SACD対応ユニバーサルプレーヤー「Azur752BD」を2月10日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後。

 Azur751BDの後継モデル。Blu-ray 3Dを含むBDビデオ、DVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、CD、BD-R/RE、CD-R/RW、DVD±R/RWなどの再生に対応。SACDのマルチチャンネル再生も可能。4K映像にアップスケーリングし、HDMIから出力する機能も搭載。2D映像を3D映像に変換して出力する事もできる。

 ビデオスケーラーにはMarvell QDEOを採用。ノイズが乗った映像もナチュラルに変換できるという。

背面
内部
付属のリモコン。スタンドも付属する

 音声面では、WolfsonのDAC「WM8740」を5個搭載。デジタルフィルタを3種類から選択でき、音の違いが楽しめる。さらに、アナグラムテクノロジーズと共同開発した、ATF2アップサンプリング技術も採用。デジタル音楽信号は24bit/192kHzまでアップサンプリングして処理する事で、音質を高めたという。

 ネットワークプレーヤー機能も備え、UPnP/DLNAサーバーやNAS(ネットワークHDD)に保存した音楽、映像、静止画を再生する事も可能。Ethernet端子も備えている。無線LAN機能は使用認可が下りていないため、接続は有線のみとなる。

 HDMIは入力と出力のどちらも2系統装備。HDMI入力の内、1系統はフロントパネルに搭載。MHLに対応し、スマートフォンなどと接続して、映像の伝送が可能。他にも入力端子として、USB×3、同軸デジタル×1、光デジタル×1を装備。出力は、コンポジット、アナログステレオ(RCA)、7.1chアナログ(RCA)、光デジタル、同軸デジタルを各1系統装備する。

 消費電力は最大35W、スタンバイ時で0.5W以下。外形寸法は430×312×85mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5kg。

(山崎健太郎)