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フェーズメーション、新時代リファレンスMCカートリッジ「PP-2200」。磁気回路やハウジングを根本から見直し

PP-2200

協同電子エンジニアリングは、Phasemation(フェーズメーション)ブランドの新MCカートリッジ「PP-2200」を9月1日に発売する。価格は63万円(税別)。

2015年の発売から10年以上、MCカートリッジのリファレンスとしてラインナップしていたPP-2000が生産終了となり、「PP-2000に代わる新しい定番MCカートリッジとなるべく開発した」というのがPP-2200。

レコード再生文化が再び活気を帯びる一方で、「部品加工や供給環境は一層厳しさを増している。特にPhasemationがこだわり続けてきたボディケース形状やDLC品質の維持・向上には、新たな製品開発が必要である」とし、音質に直結する構造や各部品が根本から見直されている。

磁気回路は、効率の良い発電が得られるよう磁気回路のバランスを徹底的に精査。出力の向上と聴感上の歪が減り、サウンドの細かいニュアンス表現力が増し、さらにステージの臨場感を得られるようになったという。

ハウジングの形状も見直し、固定の接点を1カ所に集約した。この加工は、高い加工精度と再生力に定評があり、ターンテーブル「AP-01」でも知られる由紀精密社に依頼。さらに、ボディ材料をジュラルミンから、より硬質なチタンに変更。音の滲みを大幅に削減したという。

リード線の取り付けの難しさを軽減するため、PP-2200の端子は先端にテーパーをつける事で、取り付けをより簡単にした。先端のみ細くなっているため、「少々きつめのシェルリードでも接続が容易になる」とのこと。

化粧箱は、伝統工芸の寄木細工をモチーフにした日本らしい高級感溢れる木製箱を採用。新たな付属品として、スタイラスチップ用のクリーニングブラシを同梱する。

インピーダンスは3.8Ω、適正針圧は1.7~2.0g。出力電圧は0.31mV以上(1kHz50mm/s 水平方向)。コンプライアンスは8.5μm/mN(8.5 x 10-6cm dyne)。再生周波数範囲は10Hz~30kHz。カンチレバーはボロン無垢φ0.26mm。スタイラスチップは天然ダイヤモンド(ラインコンタクト/曲率0.03 x 0.003mm)。重量は14.9g (±0.2g)。