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ニコン、APS-CサイズCMOSを搭載した「COOLPIX A」
28mm単焦点で実売12万円。1080/30p撮影も
（2013/3/5 14:51）
ニコンイメージングジャパンは、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX A」を3月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後の見込み。カラーはブラック、シルバーの2色を用意する。
有効画素数1,616万画素で、ニコンDXフォーマット/23.6×15.6mmのAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ。COOLPIX Aに最適化した専用設計の小型NIKKORレンズと、画像処理エンジン「EXPEED 2」を採用し、デジタル一眼レフカメラと同等の高い解像力や豊かな階調表現力、優れた色再現性を発揮するという。
撮像素子上のマイクロレンズもCOOLPIX A専用に最適化。光学ローパスフィルタレス仕様とし、イメージセンサーの解像力とNIKKORレンズのシャープな描写力を余すこと無く引き出せるとする。
レンズは、35mm判換算で28mmの単焦点でF2.8。7枚羽根虹彩絞りの採用により、自然なボケ味を楽しめるとする。マニュアルフォーカスリングも備えている。静止画はJPEGのほか、RAW(NEF)に対応。動画は最高1,920×1,080ドットで、30p/25p/24pのMPEG-4 AVC/H.264(MOV)記録が行なえる。720pにも対応する。動画の一部をJPEG切り出しできるほか、動画編集機能も備えている。
ボディはマグネシウム合金を採用し、軽量化と耐久性の確保を両立。レザー調のグリップや金属削り出しのダイヤル部など、細部にこだわった仕上げとした。外形寸法は111×40.3×64.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は299g。モニターは3型92万画素で、9段階の輝度調整が行なえる。
HDMIミニ出力を装備。バッテリは「EN-EL20」で、約230コマの写真撮影、約1時間10分の動画撮影が可能となっている。記録メディアはSDカード(SDXC対応)。専用アクセサリとして、光学ファインダ「DF-CP1」(44,100円)や、アダプタリング「UR-E24」(10,500円)、レンズフードなどが用意される。
