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Beats、「究極の携帯性」追求したBluetoothスピーカー
2024年6月26日 12:25
Beatsは、旧モデルより音質を向上させ、携帯性も高めたというBluetoothスピーカー「Beats Pill」を、8月8日に発売する。価格は24,800円で、カラーはマットブラック、ステートメントレッド、シャンパンゴールドの全3色。予約は8月6日からオンラインのアップルストアや正規販売店で受け付ける。
屋内外を問わず卓越したサウンドを楽しめるように設計したというポータブルスピーカー。いちから再設計されたレーストラックウーファーと強化されたネオジム磁石により、駆動力が28%向上し、動かせる空気量が90%増加。放射状のリブを加えた構造もあわせ、大音量でも低音域の歪みを最小限に抑える。
ツイーターも再設計され、専用のハウジングに収めることで安定性が向上。クリアな高音と豊かな中温を実現したという。スピーカーのチルト角度を上方20度に設定した新デザインになったため、音が耳に届きやすく、反射音を最小限に抑える。
「究極の携帯性」を追求し、旧モデルから10%の軽量化を実現した。スピーカー背面には滑りにくいシリコン素材を採用し、取り外し可能なキャリーストラップも付属する。IP67の防塵防水仕様。
通話機能も備えているため、スピーカーフォンとしても利用可能。機械学習を活用したBeats独自のノイズ学習アルゴリズムにより、スピーカー周辺のノイズを抑えることで、ユーザーの声をよりクリアに届けるという。
Class 1 Bluetoothを利用でき、iOSやAndroidとワンタッチでペアリングが可能。「探す」または「デバイスを探す」機能も利用できる。また、2台のBeats Pillを組み合わせての再生もでき、2台のスピーカーを同期させて同じ音楽をステレオで再生するサウンド増幅モード、スピーカー間でオーディオを分割し、1台を左専用、もう1台を右専用にして立体感あるサウンドを楽しめるステレオモードの2種類が選択可能。
また本体のUSB Type-Cポートを使って有線接続も可能。この場合は高解像度のロスレスオーディオが楽しめる。
バッテリー駆動時間は最大24時間、10分の充電で最大2時間使えるFast Fuel機能も備える。またBeats Pillと有線接続したスマートフォンに給電することも可能。
環境にも配慮されており、パッケージはサステナブルに管理された森林の再生素材の木材繊維を100%使用している。外形寸法は7.1×21.9×7cm(幅×奥行き×高さ)、重さは680g。キャリーストラップや充電/オーディオ用USB Type-C to Type-Cケーブルなどが付属するが、電源アダプタは別売り。