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パナソニック、10型の防水お風呂TV VIERA「SV-ME7000」

実売5万円。お風呂用吸盤ホルダーが付属

SV-ME7000

 パナソニックは、IPX6/7相当の防水仕様でお風呂などの水回りでも使える10型液晶テレビVIERA「SV-ME7000」を4月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後。カラーはピュアホワイト(W)、フローラルピンク(P)の2色。

 地上デジタル/ワンセグチューナを内蔵し、10型の液晶ディスプレイを採用したポータブルテレビ。パネルの解像度は1,024×600ドット。地デジとワンセグは自動切り替え対応で、受信感度が悪い場合はワンセグに切り替わる。4ダイバーシティ方式のアンテナを内蔵するほか、外部アンテナ入力も装備。別売のアンテナ変換ケーブル「DY-PFM02」を利用して、外部アンテナと接続できる。ただし、外部アンテナ利用時は防水性能を維持できない。

SV-ME7000-W
SV-ME7000-P
アンテナ
別売のアンテナ変換ケーブル「DY-PFM02」
リモコン

 JIS保護等級IPX6/IPX7相当の防水仕様のため、常温の水道水を約3mの距離からかけたり、水深1mに30分間放置しても動作が可能で、お風呂やキッチンでも使用できるという。付属リモコンも防水仕様。新たにお風呂の壁面などに吸着してSV-ME7000を設置できる吸盤ホルダーが付属する。

 無線LAN(IEEE 802.11b/g/a/n)も内蔵。対応するレコーダのDIGAや、録画対応テレビVIERAの外付けHDDに録画した番組をLAN経由で視聴できる「お部屋ジャンプリンク」に対応。DIGAやVIERAで受信した放送中のBS/CS番組をLAN経由で受信する事も可能。ビエラ・コネクトにも対応しており、radikoやYouTube、Huluなどのネットコンテンツも楽しめる。また、ドアホンやセンサーカメラとも接続できる。

 高精度のIP変換や豊かな階調表現を実現するディテールエンハンサーなどを装備。ステレオスピーカーを内蔵し、出力は800mW×2ch。スピーカー音孔部の構造や周波数特性の改善によりバランスの良い音響特性とし、特にお風呂内での聞き取りやすさに配慮したという。ステレオミニのヘッドフォン出力も装備。

マグネットタッチ式のACアダプタ接続部

 SDXCまで対応したカードスロットも装備。JPEG画像やMPEG-2(SD VIDEO形式)、AVCHD動画、MPEG-4 AVC/H.264(SD VIDEO形式)の再生も可能となっている。

 バッテリを内蔵しており、約3時間30分のテレビ視聴が可能。ACアダプタとVIERAの接続部はマグネットタッチ式にすることで、ワンタッチで充電できるようにした。なお、充電前に接続部の水滴をよく拭き取るよう告知している。消費電力は約11.5W。待機時消費電力は約0.13W/3W(クイックスタート切/入)。外形寸法は287.5×17.3×190.4mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約997g。

(臼田勤哉)