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ソニーとオリンパスの医療合弁事業会社が16日設立

4K/3Dを活用した外科用内視鏡などを展開

ソニー・オリンパスメディカルソリューションズのロゴ

 ソニーとオリンパスの医療事業合弁会社「ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ」が4月16日付けで設立された。

 新会社では、ソニーのデジタルイメージング技術などのエレクトロニクス技術と、オリンパスの有するレンズ、光学技術などの医療機器製造/開発技術を組み合わせた医療機器やシステムソリューションなどを展開予定。具体的には、4K以上の解像度技術や3D機能などを有する新型外科用内視鏡や関連システムなどの開発/設計/製造/販売を計画。また、手術室等へ向けた医療/映像機器のシステムソリューション事業を全世界で展開するとしている。

 新会社のロゴも策定。両社の融合を表現し、「外科医療に革新をもたらすことで、人々に安心と幸せを届ける会社であり続けたいという思いを込めた」としている。

 資本金は5,000万円で、ソニーが51%、オリンパスが49%を出資。代表取締役社長にはソニーのデジタルイメージング事業に長く携わった勝本徹氏が就任する。

(臼田勤哉)