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WiseTech、24bit/192kHz対応の「DR.DAC3」を11月発売

「MUSES8920」搭載で交換可能。ヘッドフォン祭で試聴も

DR.DAC3

 WiseTechは、ヘッドフォンアンプ搭載USB DAC「DR.DAC3」を11月に発売する。価格はオープンプライス。10月26日と27日に東京・スタジアムプレイス青山で開催される「秋のヘッドフォン祭 2013」で試聴できる。

 DR.DACシリーズの最上位モデル。DACチップにTI/バーブラウンの「PCM1794」(ダイナミックレンジ129dB)を搭載し、USB接続で最高24bit/192kHzに対応。光/同軸デジタルとアナログ(RCA)の入力も各1系統備える。USBコントローラーはVIAの「VT1731」。Windows用ドライバを用意するほか、ASIOにも対応。Windows Vista/7/8でQsoundエフェクトやイコライザも利用できる。Mac OS Xでは標準ドライバで動作する。

 出力端子はアナログ音声(RCA)×1と標準ヘッドフォン×2のほか、光デジタル出力も装備。USBから入力して光デジタル出力するDDC機能が利用でき、ドルビーデジタル/DTSのパススルーも可能。入力音源のサンプリングレートが分かるLEDインジケータや、入力/出力のセレクタスイッチを前面に備える。

 ソケット式のオペアンプを4カ所に搭載し、従来モデルと同様にユーザーの好みに応じてオペアンプの交換も可能。アナログバッファとFDO(Full Differential Output)回路後段に新日本無線の音響用オペアンプ「MUSE8920」を搭載する。デュアルヘッドフォンアンプ搭載で、対応ヘッドフォンは16~600Ω。

上から見たところ
背面

(中林暁)