ヤマハ、間接照明を一体化したBluetoothスピーカー「Relit」

Relit(LSX-700)

　ヤマハは、Bluetoothオーディオと間接照明が一体となったライティングオーディオシステム「Relit(レリット/LSX-700)」を12月中旬に発売する。価格は73,500円(1台)。カラーはブラックとブラウンの2色。インテリアショップや家具店を中心に販売される。

　スマートフォンやタブレットなどからBluetoothで伝送された音楽の再生機能と、フロアスタンドの間接照明機能が一体となったインテリアオーディオ。壁際や部屋の隅などに設置することで、間接照明の柔らかな光と音楽を楽しめる。本体外装には人工皮革を使用し、上質感を持たせている。

カラーはブラックとブラウンの2色

本体の構造

上部の反射板で音と光を拡散させる

付属するリモコン

　本体背面に壁の反射を利用して音を反響させる7cm径のフルレンジスピーカー2基、本体上部には反射板を利用して前面に音を反響させる6cm径のフルレンジスピーカー1基を搭載。「心地よく自然な音の広がりを実現する」という。また、それぞれのスピーカーユニットに密接するように6個のLEDライトを配置。背面にはメッシュ状パネルを備え、壁面に光の模様を描き出す。10段階の明るさ調整もできる。

　iOS/Androidアプリ「DTA CONTROLLER」(無償)を利用することで、音量調整やライトの明るさ調整、オーディオとライトのON/OFFタイマーなどを設定可能。iOS版では、端末内の音楽ファイルをリスト表示し、ワイヤレス再生もできる。また、設置環境設定でコーナー置き/壁置きを選択し、壁からの距離や低音域レベルの調整をすることで、好みのサウンドに設定可能。

　BluetoothはVer.2.1+EDRに準拠し、対応プロファイルはA2DP/AVRCP。コーデックはSBC/AAC/aptXをサポートする。コンテンツ保護規格のSCMS-Tに対応し、スマホのワンセグ音声も受信可能。通信距離は最大10m。

　アンプ部の最大出力は10W×3ch。スピーカー部の再生周波数帯域は60Hz～20kHz。消費電力は20W、待機時は0.5W以下。ステレオミニの入力端子も搭載する。スタンドを含む外形寸法は300×300×1,152mm(幅×奥行き×高さ）、重量は5.5kg。リモコンが付属する。