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ソニー、4K BRAVIA X9200A/8500Aで4K/60p対応。27日よりHDMI 2.0対応アップデートを開始

KD-55X8500A

 ソニーは、4K対応の液晶テレビBRAVIAX「X9200Aシリーズ」と「X8500Aシリーズ」のバージョンアップを11月27日より開始する。これにより、HDMIの最新バージョンであるHDMI 2.0に対応し、HDMI経由での4K/60p信号伝送が可能になる。

 対象となるのはBRAVIA X9200AシリーズのKD-65X9200AとKD-55X9200A、X8500AシリーズのKD-65X8500A、KD-55X8500Aの4製品。アップデートにより、HDMI 2.0で規格化された4K/60pの信号伝送が可能になり、将来の4K放送や4K配信サービスなどで想定されるコンテンツの入力、再生がHDMIケーブル1本で行えるようになる。なお、アップデート後はHDMI 1~4の全ての入力が4K/60p対応となる。

 対応する4K/60pの入力信号は、3,840×2,160ドット(59.94/60Hz)/YUV 4:2:0/8bit、もしくは4,096×2,160画素(59.94/60Hz)/YUV 4:2:0/8bit。従来は、3,840×2,160ドット/30p/24pと、4,096×2,160ドット/24pまでの対応となっていた。

 アップデート方法は、ネットワークダウンロードとUSBメモリによるアップデートの2種類で、詳細は、BRAVIA ホームページ内「本体アップデート情報」に、11月27日15時に掲載予定。放送ダウンロードは後日提供予定としている。

 なお、'12年11月発売の84型4K BRAVIA「KD-84X9000」のHDMI 2.0対応については、「12月中に案内する」としている。

KD-65X9200A
KD-84X9000

(臼田勤哉)