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Apogee、iPhoneでギターを録音する「JAM 96k」

24/96対応。ヴォーカルマイク「MiC 96k」も

JAM 96k

 エレクトリは、Apogeeの新製品として、iPhone/iPadなどと接続し、ギターサウンドが録音できるインターフェイス「JAM 96k」と、同じくiOS機器と接続してヴォーカルが録音できるマイク「MiC 96k」の2機種を1月8日に発売した。価格は「JAM 96k」が14,900円、「MiC 96k」が26,900円。

JAM 96k

 スティック型のインターフェイスで、片側にギター入力、反対側にUSB出力を装備。Lightning-USBケーブル、30ピンDock-USBケーブル、Mac用のUSBケーブルを同梱しており、接続する機器に合わせてケーブルを交換。iOS機器やMacでギター演奏が録音できる。

 アプリのGarageBand、Logicに対応。その他のギターアプリや、音楽制作アプリのギターアンプ、エフェクトのサウンドを忠実に再現できるよう、特別な回路設計を採用したという。iOS機器やMacのCore Audio対応アプリで利用できる。

 2011年に発売された「JAM」の後継モデルにあたり、最大24bit/96kHzでの録音に対応したのが特徴。音質も向上しているという。側面にはゲインコントロールノブを装備する。

利用イメージ
ギター入力の反対側はUSB出力

 対応機器は、30ピンDockコネクタのiPhone 4/4S、第3世代までのiPad。LightningコネクタのiPhone 5/5s/5c、第5世代iPod touch、iPad Air、第4世代iPad、iPad mini。Mac OS 10.6.4以上に対応する。

MiC 96k

JAM 96k

 マイク、マイクプリアンプ、ADコンバータを一体化した製品で、USB出力を装備。JAM 96kと同様に、30ピンDockケーブル、Lightningケーブル、Mac用のUSBケーブルを同梱し、それらの機器と接続して、ヴォーカル録音ができる。2011年発売「MiC」の後継モデルで、新たに24bit/96kHzまでの録音に対応する。

 デジタル接続により音質劣化のない伝送ができるという。側面にはインプットレベル調節用のコントロールノブを搭載。アプリはLogic、GarageBand、MainStageに対応。iOS機器、またはMacのCore Audio対応アプリで動作する。

 対応機器は、前述の「JAM 96k」と同じ。三脚やマイクスタンドアダプタなどを同梱する。

底部にUSB出力を用意
iPhoneと接続しているところ

(山崎健太郎)