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エレコム、低音強化の「GrandBass System」搭載イヤフォン

13.6mm径ユニット/新イヤーピース。女性向けも

EHP-CS3570BK(ブラック)

 エレコムは、重低音再生を強化したカナル型(耳栓型)イヤフォン2モデルを1月中旬より発売する。価格は、スマートフォン向けのマイク搭載モデル「EHP-CS3570シリーズ」が5,040円、マイクを搭載しないAV機器用の「EHP-CA3570シリーズ」が4,420円。

 また、女性向けのイヤフォン「PINK PINK PINK」の第5弾モデルも1月中旬より発売する。価格は、スマホ向けマイク搭載「EHP-CSG3510シリーズ」が2,509円、マイク無しの「EHP-CAG3510シリーズ」が1,743円。

重低音強化モデル「EHP-CS3570」、「EHP-CA3570」

EHP-CS3570RD(レッド)

 いずれも、独自構造の「GrandBass System」により、深く響く重低音と高解像度サウンドを実現したというカナル型イヤフォン。カラーは、スマートフォン用の「EHP-CS3570」がブラック(BK)とレッド(RD)の2色。AV機器用の「EHP-CA3570」がブラック、レッドに加えシルバー(SV)も用意する。

 ダイナミック型で13.6mmの大口径専用ドライバを採用したほか、独自設計のチャンバー(空気室)を2つ設けて音響容積を確保するとともに密度も高め、深みとキレのある重低音を可能とした。振動板の表裏にマグネットを配置する「前置きマグネット方式」も採用。ドライバの磁束漏れを防ぎ、振動スピードを高めてより力強い音を表現するという。

 イヤーピースは、先端を膨らませた新設計の「デプスフィットイヤーキャップ」を採用。密閉性を高めたことで重低音を向上させている。また、イヤーピースの硬度を内外で変えることにより、音質向上とフィット感を両立させたという。イヤーピースの装着位置は、奥行き2段階で調整可能。

 スマートフォン用モデルのEHP-CS3570にはケーブル部にマイクリモコンも備え、通話にも利用可能。手元で操作できる応答/通話終了スイッチのほか、ボリューム調整が可能なスライドスイッチを装備する。

 ケーブルは、取り回しやすく、からまりを防ぐというツートンカラーのフラットケーブルで、長さは1.2m。ケーブルをまとめるキーパーも付属する。プラグは、スマートフォン用のEHP-CS3570が4極、EHP-CA3570が3極で、いずれもL型。

 再生周波数帯域は10Hz~22kHz、音圧感度は100dB/1mW、インピーダンスは16Ω。ケーブルを除くイヤフォン部の重量は約6g、EHP-CS3570のマイク部重量は約3g。S/M/Lサイズのイヤーピースや、キャリングポーチが付属する。

EHP-CA3570BK(ブラック)
EHP-CA3570RD(レッド)
EHP-CA3570SV(シルバー)

女性向け「PINK PINK PINK」第5弾

 ハウジングのカラーにピンク系のグラデーションを採用したイヤフォンシリーズの第5弾モデル。金属調の輝きを施した素材を使い、光沢感のあるピンクにトーンの異なるピンクやモノトーンなどを組み合わせたデザインを採用している。スマートフォン向けのEHP-CSG3510にはマイクリモコンも備え、通話やボリューム調整に利用可能。

 カラーは、両機種それぞれにビビッドピンク×ブラック(PN1)、スイートピンク×ホワイト(PN2)、スイートピンク×ゴールド(PN3)、スイートピンク×ブラウン(PN4)、ビビッドピンク×ビビッドピンク(PN5)、スイートピンク×スイートピンク(PN6)の6種類を用意する。

 ドライバユニットはダイナミック型/9mm径。アルミ切削筐体も採用し、不要な振動を抑えている。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、音圧感度は98dB/1mW、インピーダンスは16Ω。ケーブルを除く重量は約5.6g。EHP-CSG3510のマイク部は約4g。ケーブル長は1.2m。イヤーピースはXS/S/M/Lの4サイズ。

EHP-CSG3510PN1(ビビッドピンク×ブラック)
EHP-CSG3510PN2(スイートピンク×ホワイト)
EHP-CSG3510PN3(スイートピンク×ゴールド)
EHP-CAG3510PN4(スイートピンク×ブラウン)
EHP-CAG3510PN5(ビビッドピンク×ビビッドピンク)
EHP-CAG3510PN6(スイートピンク×スイートピンク)

(中林暁)