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クリエイティブ、DSE技術で低音を強化した5.1/2.1chのPC用スピーカー
(2014/6/18 13:14)
クリエイティブメディアは、PC向け5.1chアンプ内蔵スピーカーシステム「SBS A550」を7月中旬、2.1chの「SBS A350」を7月下旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、直販価格はA550が5,700円、A350が3,380円。
独自のDSE(Dual Slot Enclosure)技術などを採用したPC向けスピーカーシステム。構成は、5.1chのA550がサテライトスピーカー×5個とサブウーファ、2.1chのA350がサテライトスピーカー×2個とサブウーファ。入力は、A550が5.1chライン入力(ステレオミニ×3)、A350がステレオミニ×1。
DSEは、スピーカーのエンクロージャの内部に2つのスロットを備えたポートチューブを実装する技術で、小型の筐体でもパワフルな中低音と大音量を実現するという。フロント/サテライトスピーカーのバッフル部にはIFP(Image Focusing Plate)を採用し、ドライバ周辺のフレアを改善。広いスイートスポットによりトーンバランスを失うことなく、効率と指向性を改善している。
サブウーファは、開口部をフレア状に加工して乱気流の発生を抑えるバスレフポートを搭載し、クリアでレスポンスの高い重低音を実現をするという。背面には低音の強度を調整できるバスレベルコントローラを装備する。
A550は手元で電源のオン/オフや音量調節が可能な有線リモコンが付属。A350は左スピーカーに電源スイッチとボリュームコントロールを備える。
アンプ出力は、A550のサテライト用が5W×5chで、サブウーファが12W。A350のサテライト用が4W×2chで、サブウーファが8W。全体の周波数特性はいずれも40Hz~20kHz。各スピーカーのケーブル長は、A550のフロント/センター用が約1.4m、リア用が約3.7m、サブウーファ用の5.1chライン入力ケーブルが約1.6m。A350のフロント(L/R)はいずれも1.6m。
外形寸法は、サテライトスピーカーが約72×70×147mm(幅×奥行き×高さ)、重量はA550のフロント/センターが約254g、リアが約275g。A350の右スピーカーが約284g、左が約257g。サブウーファは、A550が約190×210×230mm(幅×奥行き×高さ)/約2.1kg、A350が約183×190×225mm(同)/約2.1kg。