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「AK240」がNASからのハイレゾストリーミング再生/ダウンロード対応。Ver1.15提供開始

 アユートは25日、iriver Astell&Kernブランドのハイレゾオーディオプレーヤー最上位機「AK240」(直販293,143円/税込)の最新ファームウェアVer.1.15を提供開始した。新たにLAN内のNASに蓄積したハイレゾ楽曲のストリーミング再生に対応するなどの機能強化が図られた。

AK240

 最大の強化点は、「MQS」のNASサポートによるハイレゾ再生とダウンロード。これは、LAN内のNASに蓄積した楽曲をAK240の無線LAN経由でストリーミング再生したり、ファイルダウンロードする機能だ。これまではパソコン用のサーバーソフト「MQS Streaming server」を利用することで実現していたが、NASだけでLAN内のハイレゾストリーミングや楽曲転送ができるようになった。

 また、長いフォルダ名を2行で表示するなどの機能改善や動作安定性の改善も図られている。MQSのNASサポート以外の主な機能拡張は以下の通り。

  • 長いフォルダ名を2行にて表示
  • 再生リストからの再生順の変更機能
  • Bluetoothを使用してスマートフォンとペアリング時、電話が掛かってきた時にAK240本体側に電話番号を表示
  • MP3 VBRファイル再生時、ビットレート/サンプルレート表示部分に「VBR・サンプルレート」の表示
  • ロシア語、ドイツ語の言語追加

 なお、バージョンアップはOTA(Over-The-Air)のみでの提供のため、無線LAN環境が必須。また、プレーヤーの空き容量が1GB以上必要となる。

(臼田勤哉)