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McIntoshとSonus Faber、WadiaがWi-Fiオーディオ「DTS Play-Fi」対応。年内に製品登場

 DTSは24日(米国時間)、McIntosh(マッキントッシュ)、Sonus Faber(ソナス・ファベール)、Wadia(ワディア)の各ブランドを持つハイエンドオーディオメーカーのFine Sounds Groupと協業することを発表。これにより、上記ブランドがDTS Play-Fiのパートナーに加わり、対応製品が年内に発売される見込み。

 DTS Play-Fiは、無線LAN(Wi-Fi)を使って音楽などを対応オーディオ機器に出力できる技術。スマートフォンやタブレット、PCから、DTS Play-Fi対応スピーカーやテレビなどにロスレスで音声伝送し、音質劣化や遅延が起こらないという。マルチルーム配信にも対応し、同じ機器から部屋ごとに異なる音楽をストリーミングすることも可能。AndroidやiOS、Kindle Fire向けPlay-Fiアプリにより、20,000以上のラジオ局やポッドキャスト、一部のクラウドベース音楽サービスなどを利用できる。なお、日本では現時点で対応製品は発売されていない。

 Fine Sounds Groupのチャーリー・ランドール社長は、「Wi-Fiを利用したホールホーム・オーディオは、この業界がかつて経験したことがないほど強力な影響力を持つトレンドになる。Play-Fiは、当社の製品に理想的」とコメントしている。

(中林暁)