DTS、無線LANでロスレスオーディオ伝送する「Play-Fi」
-Phorusから対応スピーカーも
DTSは18日(米国時間)、無線LANを介して対応機器にオーディオ出力する「DTS Play-Fi」を発表した。DTS子会社のPhorusから対応スピーカーが発売されるほか、モバイル機器や家電メーカーへの採用を呼びかけていく。
PS1(左)、PR1(右) |
DTS Play-Fiは、無線LANを使ってロスレスオーディオを対応オーディオ機器に出力できる技術。スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器から、DTS Play-Fi対応スピーカーやテレビなどに音声出力が行なえる。モバイル機器向けにはAndroidアプリを用意し、ロスレス伝送のためBluetoothのような音質劣化が起こらないとする。マルチルーム配信にも対応する。
今後、モバイル機器向けOSへの対応をすすめるほか、メーカーへの採用を呼びかけ、2013年の対応機器発売を目指す。また、DTS子会社のPhorusがスピーカー「PS1」と、レシーバー「PR1」を10月に発売。価格はPS1が199ドル、PR1が149ドル。10月1日にGoogle PlayでPhorus Play-Fiアプリを提供する。
(2012年 9月 24日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]