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カシオ、スマホとBluetooth連携して周囲の楽曲情報を検索できるG-SHOCK

 カシオ計算機は、腕時計「G-SHOCK」の新製品として、Bluetooth SMARTを使ってスマートフォンと連携し、周囲で流れている楽曲のタイトル検索などが可能な「GBA-400」を9月19日に発売する。価格は23,000円。カラーはブラック×シルバー(1A)、ブラック×ゴールド(2A9)、ブルー×シルバー(2A)、レッド×シルバー(4A)。

レッド×シルバー(4A)モデル

 Android、iOS向けのアプリ「G-SHOCK+」と「G’MIX App」をスマートフォンなどにダウンロード。そのアプリと、Bluetooth SMARTで連携できる腕時計。周囲に流れている楽曲のタイトルをスマートフォン側で検索し、G-SHOCKの液晶画面に表示できる。スマートフォンを取り出さなくても、時計のロータリースイッチを合わすだけで検索が可能。楽曲検索機能にはSoundHoundの技術が使われている。なお、連携可能な端末の情報はカシオのサイトに記載されている。

 あらかじめ内蔵されている音や、ユーザーが用意した音を、時計のボタン操作でスマートフォンから鳴らす機能も用意。スマートフォンからG-SHOCKの時刻設定もできる。

 アプリの「G'MIX App」ではさらに、音質のコントロールやコンサート会場にいるようなライブ感のある音響設定も可能。

 カシオは2012年から、Bluetooth SMARTでスマートフォンと連携し、電話着信やメール受信を知らせるG-SHOCKを発売し、フィットネスデータを表示できる「PHYS」なども開発。今回の「GBA-400」も含め、今後もBluetooth SMART対応腕時計のラインナップを拡充していくという。

左からブラック×シルバー(1A)、ブラック×ゴールド(2A9)、ブルー×シルバー(2A)

 Bluetooth SMARTの通信距離は2m。耐衝撃構造を採用し、20気圧防水に対応。世界100都市のワールドタイムに対応。ストップウオッチ機能は1/100秒計測、1,000時間計、スプリット付き。LEDライトやタイマー機能も備えている。電池寿命はモバイルリンク機能を1日2時間使った場合で約2年。外形寸法は55.0×51.9×18.3mm。重量は約66g。

(山崎健太郎)