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ソニー、microSD対応のハイレゾ入門ウォークマン「NWZ-A15」

バランス対応アンプやヘッドフォン「MDR-Z7」も登場

 ソニーは、ハイレゾ対応の新ウォークマン「NWZ-A15」やバランス対応ヘッドフォン/ヘッドフォンアンプ、DAC内蔵ヘッドフォンなど、ハイレゾ対応の7製品を発表した。欧州では10月より順次発売予定としている。

NWZ-A15

 ドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2014」の開幕前プレスカンファレンスで3日に発表。ハードウェアの強化とともに、SMEがファレル・ウィリアムスやカサビアンなどのアーティストのハイレゾ音源の新譜を発表するなど、グループを上げたハイレゾ配信をアピールしている。

ハイレゾ入門ウォークマン「NWZ-A15」はmicroSD対応

NWZ-A15

 NWZ-A15は、エントリークラスながらハイレゾに対応し、世界最小/最軽量というウォークマンの新モデル。FLAC/Apple Lossless(ALAC)などのハイレゾ再生に対応するほか、MP3/AAC/HE-AAC/WMA/WAV/AIFFもサポートしている。DSDには対応しない。カラーはブラックとホワイトの2色。欧州での価格は約200ユーロ。なお、OSはAndroidではなく、既存のA/Sシリーズなどに近いインターフェイスとなっている。アプリの追加などはできない。

 2.2型/240×320ドット液晶を装備し、内蔵メモリは16GB。ハイレゾ対応ウォークマンでは初めて、microSD/SDHCによるメモリ拡張にも対応する。アンプはS-Master HXで、DSEE HXやClear Audio+など、ソニー独自の高音質技術も搭載している。

 Bluetoothも装備し、高音質コーデックのaptXもサポート。ソニーのハイレゾ対応コンポなどとUSB接続することで、デジタル出力も行なえる。バッテリ駆動時間は約50時間(MP3再生時)。外形寸法は109×43.6×8.7mm(縦×横×厚さ)、重量は66g。

バランス対応ヘッドフォンアンプ「PHA-3AC」とヘッドフォン「MDR-Z7」

 また、バランス出力対応のヘッドフォンアンプ「PHA-3AC」とバランス対応のヘッドフォン「MDR-Z7」も発表した。

MDR-Z7
MDR-Z7

 「MDR-Z7」は密閉ダイナミック型のヘッドフォンで、再生周波数帯域は4Hz〜100kHz、インピーダンスは70Ω。感度は102dB/mW。アンバランス接続ケーブル(3m)とバランス接続用のケーブル(2m)が付属する。本体重量は335g。

 ヘッドフォンアンプ/USB DACの「PHA-3AC」は、USBをウォークマン/PC用とiPhone/iPod用の2系統を用意するほか、光デジタル音声入力を装備し、PCM系は最高384kHz/32bitまで、iPhone接続時は48kHz/24bitまで、光デジタル入力時は192kHz/24bitまでサポートする。DSDは5.6/2.8MHz対応。パソコンのUSB DACとしても動作する。

 出力はバランス対応の3-poleミニジャック(3.5mm×2端子)と、ステレオミニのヘッドフォン出力を装備。対応ヘッドフォンインピーダンスは8Ω〜600Ω。バランス接続時の出力は320mW×2ch(32Ω)。外形寸法は80×140.5×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は231g。

MDR-Z7
PHA-3AC

ハイレゾ対応ヘッドフォン3種。DAC内蔵のMDR-1ADACも

MDR-1A

 ハイレゾ対応ヘッドホンは、前述の「MDR-Z7」のほか、「MDR-1A」、「MDR-1ADAC」の3機種を発表。

 MDR-1Aは、MDR-Z7と同様にアルミコートのLCP振動板を使った40mm HDドライバユニットを搭載したヘッドフォン。ケーブルはシルバーコートのOFC線を採用している。

MDR-1ADAC

 MDR-1ADACは、MDR-1AをベースにDACを搭載したヘッドフォンで、PCM系は192kHz/24bitまでDSDは2.8/5.6MHzに対応している。ウォークマンやiPhoneとデジタル接続(iPhoneの場合はLightningデジタルAVアダプタが必要)し、プレーヤーからのデジタル信号をヘッドフォン側で高品位にDA変換して再生できる。

 デジタルアンプS-Master HXを搭載。バッテリを内蔵し、約7.5時間のハイレゾ再生に対応する。充電時間は約4時間。重量は約300g。

(臼田勤哉)