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ドコモ、“自分専用有機ELテレビ”の「ARROWS Tab F-03G」

有機ELタブレット2機種。「GALAXY Tab S 8.4」も

 NTTドコモは、Androidタブレットの2014~2015年冬春モデル2機種を11月中旬より順次発売する。10.5型有機ELの「ARROWS Tab F-03G」が11月中旬発売で、8.4型有機ELの「GALAXY Tab S 8.4」が12月中旬発売。OSはいずれもAndroid 4.4。

ARROWS Tab F-03G

 両機種ともハイレゾ音楽再生(96kHz/24bit以上)に対応するほか、ホームアプリ「docomo LIVE UX」のクラウド対応をサポートし、ホーム画面のレイアウトをバックアップできるほか、ダウンロードしたアプリが手持ちのスマートフォンなど他の端末にも自動で表示される。LTEと無線LAN(Wi-Fi)を組み合わせる高速ダウンロードも可能。

GALAXY Tab S 8.4

“自分専用有機ELテレビ”のARROWS Tab F-03G

背面

 10.5型で2,560×1,600ドットの有機ELディスプレイを採用した富士通製端末。重量は433gで、10型以上の3G/LTEタブレットにおいて世界最軽量とする。独自のヒューマンセントリックエンジンにより、使う人の年齢や周囲の環境を判別して画面の明るさや色味を見やすい状態に自動調整する。本体はIPX8/IP5Xの防水防塵仕様。カラーはホワイト。

 フルセグ/ワンセグテレビチューナを備え、フロントステレオスピーカーとドルビーデジタルプラス音声でテレビを視聴できるほか、内蔵メモリやSDカードへの録画も可能。ドコモは「自分専用有機ELテレビ」としている。

 カメラは外側が有効810万画素、内側が有効130万画素で、いずれも裏面照射型CMOSセンサー。7,849mAhのバッテリを内蔵し、急速充電にも対応。画面上に「充電してください」の表示が出た状態から画面点灯をOFFにして60分で1,800mAh以上充電できる。

 文字入力では、「Super ATOK ULTIAS」を搭載。入力された文章の文脈や単語を読み取って適切な漢字に変換するほか、日本語の自動判別/修正も可能。

 CPUはクアッドコア/2.3GHzのMSM8974ABを搭載。メモリ(RAM)は2GB、ストレージメモリは64GB。外部メモリはmicroSDXCカードに対応する。Bluetooth 4.0に対応する。外形寸法は約174×265×8.5mm(縦×横×厚さ)。

ARROWS Tab F-03G
背面
厚さは8.5mm

キーボード付きのGALAXY Tab S 8.4

 8.4型/2,560×1,600ドットの有機EL「Super AMOLED」を搭載したSamsung製端末で、専用のハードウェアBluetoothキーボードも同梱し、タブレット本体と一体化できるのが特徴。フルセグ/ワンセグの視聴と録画も可能。カラーはTitanium Bronze。なお、防水仕様ではない。

専用のBluetoothキーボードと一体化できる
キーボードも本体と合わせたカラー
背面

 2つのアプリを同時に使用できるマルチウィンドウに対応。「SideSync」によりGALAXYスマホ(Android 4.4以上)と連携し、タブレット上でスマホの着信やメールを受け取れるほか、スマホとのデータのやり取りも簡単に行なえるという。Officeアプリも搭載する。

 カメラは外側が有効810万画素、内側が有効210万画素で、いずれも裏面照射型CMOSセンサー。バッテリ容量は4,900mAh。

 CPUはクアッドコア/2.3GHzのMSM8974を搭載。メモリ(RAM)は3GB、ストレージメモリは32GB。外部メモリはmicroSDXCカードに対応する。Bluetooth 4.1に対応。外形寸法は約126×213×6.6mm(縦×横×厚さ)、重量は約298g。

Bluetoothキーボードが付属
閉じるとキーボードがカバーになる

(中林暁)