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GALAXY NOTE EdgeにJVCケンウッドの高音質化技術「K2HDプロセッシング」採用

 JVCケンウッドは、同社のデジタル圧縮音源高音質化技術「K2HDプロセッシング」が、サムスン電子の新スマートフォン「GALAXY NOTE Edge」に採用されたと発表した。

ドコモの「GALAXY Note Edge SC-01G」。側面のエッジスクリーンにアプリのアイコンや時刻などを表示できる

 GALAXY NOTE Edgeは、ドコモとauから10月下旬に発売予定のスマートフォンで、5.6型/(1,440+160)×2,560ドットの曲面有機ELディスプレイを採用。メイン画面とは別に動く「エッジスクリーン」の採用により、受信通知や情報確認などが可能となる。ハイレゾ楽曲再生に対応している点も特徴。

 K2HDプロセッシングの搭載により、MP3などの圧縮音源やWAV(CDクオリティの音源データ)を、より情報量が多いハイレゾ音源にアップコンバート可能となり、「圧縮音源では失われてしまう音楽情報を再生成し、原音に忠実な高音質再生ができるようになる」とする。

 K2HDプロセッシングは、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントがビクタースタジオと共同で開発した「K2テクノロジー」の最新版。ハイレゾ音源配信サービス「VICTOR STUDIO HD-Music」でも活用しており、CDフォーマットではカットされる20kHz以上の高域情報を最大100kHzまで本来あるべき姿まで復元する。JVCケンウッドグループでは、ハイレゾの普及を目指し、K2テクノロジーを大きく展開することでハード・ソフトの両面で積極的にグループの事業拡大を図っていくとしている。

(臼田勤哉)