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ソニー、TV SideViewアプリに「快適視聴モード」追加。レンダラー対応TVでの再生も

 ソニーは、テレビやレコーダと連携するスマートフォン/タブレットアプリ「TV SideView」のiOS版とAndroid版を、29日にVer.2.8へアップデートした。モバイル視聴時の待ち時間を短縮する「快適視聴モード」や、録画番組をレンダラー対応テレビでネットワーク再生できる機能などが追加されている。なお、iOS版については、Ver.2.8から対応OSがiOS 7以降となる。サポートする機種はiPhone 4S以降、iPad 2以降、第5世代以降のiPod touch。

TV SideViewでのリモート視聴画面

 iOS/Android共通の改善点として、ソニー製BDレコーダ新モデルのBDZ-ET2200、BDZ-ET1200、BDZ-EW1200、BDZ-EW520で録画した番組を、LAN内やリモートで視聴する際に、再生までにかかる待ち時間を短縮する「快適視聴モード」に対応。

 また、一部のBDレコーダやnasneの録画番組を、ネットワーク経由でレンダラーに対応したテレビで再生できるようになった。そのほか、インターフェイスも見直され、「ナイス!」と「アラーム」機能が統合され、「ブックマーク」機能になるといった変更が行なわれている。

 Android版のみの改善点としては、「リモコン」の起動時間を50%に短縮。また、「番組表」と「みどころピックアップ」の表示速度も高速化した。

【iOS/Android版で共通の改善点】

  • 「ナイス!」と「アラーム」機能が統合され、「ブックマーク」機能になる
  • 「みどころピックアップ」の番組が人気ランキング順に表示されるようになる
  • 「みどころピックアップ」の番組がより大きく見やすくなる
  • 録画番組リストから一部のBDレコーダやnasneのコンテンツを、ネットワーク経由でレンダラー機能に対応したテレビで再生できるようになる
  • おでかけ転送済み番組リストがメニューに表示される
  • 録画番組リストの表示時に内容が自動的に更新される
  • 録画番組のモバイル視聴の待ち時間が短縮される「快適視聴モード」に対応(11月発売予定のBDZ-ET2200/ ET1200/ EW1200/ EW520のみ対応)

 なお、既存アプリの「S-Entrance」は11月25日をもってTV SideViewアプリに統合される。そのため、以降はS-Entranceを新規にダウンロードできなくなる。

(中林暁)