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ECLIPSEのWi-Fi/USBスピーカー「TD-M1」が、Androidからのワイヤレス再生に対応

 富士通テンは、ECLIPSEブランドの無線LAN内蔵スピーカー「TD-M1」向けのAndroid用アプリ「ECLIPSE TD Remote for Android」を、12月12日よりGoogle Playで無料で配信開始する。アプリを利用することで、Android端末からワイヤレス音楽再生が可能となる。

 また、アプリ公開同日より「TD-M1」本体のソフトウェア新バージョンも公開。オートスタンバイやオートパワー機能の強化などが行なわれる。

TD-M1のAndroidアプリからの操作イメージ

 TD-M1は、無線LANとUSB端子を備え、ワイヤレス/USBスピーカーとして使用可能。これまで無線LANを利用したワイヤレス再生は、アップルの「AirPlay」のみに対応し、iOS用アプリ「TD Remote」からワイヤレス再生/操作が可能だったが、新たに提供するAndroid用アプリ「ECLIPSE TD Remote for Android」により、Androidスマホ/タブレットからのワイヤレス再生にも対応する。アプリではTD-M1へのワイヤレスストリーミング再生のほか、TD-M1の電源オン/オフ、ソース切替などの操作や、ディマー、オートスタンバイなどのスピーカー設定が可能。アプリの対応OSはAndroid 4.0以降で、動作確認端末は同社のサイトで公開している。

 また、TD-M1本体のソフトウェア新バージョンも12月12日より公開。アップデートにより、オートスタンバイ時間の設定が従来のオフ/30/60分の3段階から、オフ/1/3/10/30/60分の6段階に変更される。また、AirPlayとUSB(Aタイプ)接続のみに対応していたオートパワー機能が、アナログ音声入力など全てのソースに対応。このほか、iPadのアプリ画面が、縦表示のみから、縦/横表示に対応する。

 TD-M1は、8cm径フルレンジユニットを搭載したステレオアクティブスピーカー。原音に忠実な波形を再現するというタイムドメイン理論を採用していることが特徴。本体に無線LANを内蔵し、PCやスマートフォンなどからワイヤレスで音楽を受信して再生可能。192kHz/24bit対応のDACを備え、USB入力したハイレゾ音源も再生できる。入力はUSB×2とアナログ音声入力(ステレオミニ)×1を備え、有線接続にも対応。価格はペア125,000円。

(一條徹)