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Gibson、「Les Paul」ヘッドフォン。ウサイン・ボルトのスポーツヘッドフォンも

 米国ラスベガスで1月9日(現地時間)まで開催された「2015 International CES」において、Gibsonは、ヘッドフォン「Les Paul(レスポール)」と「SG(エスジー)」を出展した。いずれも'15年後半に発売予定としており、価格は未定。発売は米国を皮切りに、グローバルで展開予定としている。

Gibsonのヘッドフォン「Les Paul」

 ギターメーカーであるGibsonが、同社を代表するギターと同じ名前を冠したヘッドフォンを製品化。ギターと同じ素材をハウジングなどに採用し、米国でハンドメイドされる。「Gibsonのサウンドを持ち歩ける」としている。Les Paulはアラウンドイヤー型、SGはオンイヤー型でヘッドバンド部の折り畳みも可能。音響の基本部分は、Gibsonが'14年に傘下に収めたフィリップスのオーディオ部門が担当している。CES会場では、ハイレゾプレーヤーのAKシリーズと組み合わせて試聴も可能となっていた。

厚めのイヤーパッドを採用
ブラックとホワイトをベースに、シルバーやゴールドをデザインのアクセントに使用
パッケージも豪華
SG。
ギターとデザインも共通
折り畳みも可能

 また、同じくGibsonブランドのギターアンプ型Bluetoothスピーカー2モデルも展示。こちらは'15年末までに発売予定としている。

Bluetoothスピーカー2モデルも展示

ウサイン・ボルト監修ヘッドフォンも

 陸上のウサイン・ボルト選手とコラボレーションしたBluetoothヘッドフォン「TRAINER」も展示。2世代目のモデルにあたるスポーツ向けヘッドフォンで、ヘッドバンド部に、装着性を安定させる「AEROFLEX」機構を設けている点。ヘッドバンド内側のボタンを押すと、頭の斜め後方を支えるもう一本のヘッドバンドがせり出し、2本のバンドで頭部にフィットするという。スマートフォンなどとNFCでのペアリングも可能。タッチセンサーで操作できる。

ウサイン・ボルト選手とのコラボヘッドフォン「TRAINER」
2本のヘッドバンドで安定した装着性を追求
ブース入口すぐのコーナーに展示されていた
Gibsonブースには、音楽ライブなどを行なうステージも
屋外のテント型ブース。ウサイン・ボルト選手の写真が目を惹く

(中林暁)