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COWON、ハイレゾプレーヤー「PLENUE M/1」に時計機能などを追加

 コウォンジャパンは12日、DSDやFLAC/WAVなどのハイレゾ再生に対応したポータブルオーディオプレーヤー「PLENUE」シリーズ2機種の新ファームウェアを公開した。ファームウェアバージョンは、同日発売された「PLENUE M」がver. 1.11、'14年9月発売の「PLENUE 1」がver. 2.11。時計などの機能追加や、音楽再生時の機能修正・強化などが行なわれる。

「COWON PLENUE M」

PLENUE M ファームウェア ver. 1.11

 ファームウェア ver. 1.11では、時計機能に加え、「検索」や「Favorite」における日本語入力機能を追加。また、アルバムアートの登録が無い曲を再生したときに、再生画面に独自のイメージを表示するように修正している。このほか、M4Aファイルの歌詞表示支援や、TAKファイル(TAK 2.0以上)の再生支援に対応する。

 PLENUE Mは、DSD 5.6MHzの再生(PCM 176.4kHz/24bitへ変換)や、192kHz/24bitのPCMネイティブ再生が可能なポータブルオーディオプレーヤー。デュアルコアCPU(Cortex A9 1.2GHz)を搭載し、動作高速化を図っている。ステレオミニのヘッドフォン出力に加え、光デジタル出力も装備。内蔵メモリは64GBで、最大128GBまでのmicroSDXCカードに対応。3.7型でタッチ対応のAMOLEDディスプレイを備える。DACはTI/バーブラウンのPCM1795。

PLENUE 1 ファームウェア ver. 2.11

「PLENUE 1」

 ファームウェア ver. 2.11では時計機能を追加。M4Aファイルの歌詞表示支援や、TAKファイル(TAK 2.0以上)再生支援も実装される。

 PLENUE 1は、DSD 5.6/2.8MHzの再生(PCM 176.4kHz/24bitへ変換)や、192kHz/24bitのFLAC/WAV/AIFF/Apple Losslessなどに対応したポータブルオーディオプレーヤー。内蔵メモリ容量は128GB。microSDXCカードによるメモリ拡張で、最大256GBの利用が可能。3.7型のカラー有機ELディスプレイを装備。DACはTI/バーブラウンのPCM1792A。

(庄司亮一)