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'73年放送、横山光輝原作「バビル2世」が12月Blu-ray BOX化。リマスターで高画質

バビル2世 Blu-ray BOX
(C)光プロ・東映アニメーション

 1973年からテレビ放送された、横山光輝原作のアニメ「バビル2世」がBlu-ray BOX化される。発売日は12月2日。ノイズなどを除去したリマスター版で、価格は38,000円。タイトルは「バビル2世 Blu-ray BOX」(品番:PCXP-60050)。発売・販売元はポニーキャニオン。

 ディスクは6枚組で、全39話を収録。収録時間は本編が約975分。放送当時の内容を収録しており、ポニーキャニオンでは「一部の台詞や映像表現にお見苦しい部分、お聞き苦しい部分がある」としている。

 BD化にあたっては、キュー・テックの「FORS MASTER PROCESS」テクノロジーを使用し、高画質/高音質で収録。映像面では、アップコンバート時に起こる画像の甘さやトレース線に出るジャギーなどを極力排除し、クリアでシャープな仕上がりを追求。「アニメ編集に豊富な経験を持つ専任マイスターが作品の特性に応じて最適にカスタマイズした」という。

 音声面では、ケーブルや電源に至るまでFORS専用ツールを採用した音声エンコードシステムにより、「オリジナルマスターのオーディオクオリティを忠実に再現した」とする。

(C)光プロ・東映アニメーション

 故・荒木伸吾氏が初のキャラクターデザインに挑んだ作品であり、荒木氏の魂を受け継ぐ姫野美智氏が、描き下ろしでアウターケースのイラストを手掛けている。

あらすじ

 毎晩夢の中に出てくるバビルの塔。「その塔から今夜使者が訪れ、自分を連れていく」。平凡なはずの少年・古見浩一は、いとこの由美子にそう話した。

 由美子たち家族が半信半疑で見守る中、怪鳥が現れ、浩一をさらっていく。浩一が夢に見た塔バビルの塔で告げられた真実は驚くべきものだった。

 バビルの塔とは、古代に、宇宙船の故障によって地球に降り立った異星人・バビル1世が残した超科学的な遺産であり、異星人の血を引く浩一が受け継ぐにふさわしいと判断されたというのだ。浩一は、その日以来、バビル2世として、バビルの塔の新たな主となる……。

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(山崎健太郎)