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LG、テレビを「webOS 3.0」に進化。画面拡大や、放送/配信番組の統合表示など

 韓国LG Electronicsは22日、新たなスマートテレビのプラットフォーム「webOS 3.0」を発表。テレビをより直感的に操作できるというもので、米国で1月6日に開幕する「CES 2016」において、webOS 3.0採用のテレビを展示予定。

 webOS 3.0は、テレビの豊富な機能やコンテンツを楽しむための新たなユーザー体験として提供するために、大きく3つの特徴を持つ。「Magic Zoom」は、画質の劣化なしに、オブジェクトと文字を拡大するという機能。「Magic Mobile Connection」は、ユーザーが簡単に自分にスマートフォンなどを接続して、テレビ画面でスマホのアプリなどを楽しめる機能。リモコンの「Magic Remote」も進化し、ボタンの追加によってSTBの操作もより簡単になったという。テレビを操作するScreen Remote機能も、よりシンプルなユーザーインターフェイスに再設計された。

 映像配信などの豊富なOTT(Over The Top)コンテンツを楽しむため、「Channel Plus」機能を搭載。テレビのチャンネルリストにOTTコンテンツも統合することで、テレビで放送されている番組と、映像配信のコンテンツを同時に探すことができる。

 また、ウィジェットでおすすめの番組を提案する「Channel Plus」機能も利用可能。コンテンツガイドなどのサービスを行なうXumoとのパートナーシップにより、Channel PlusにおいてBloombergやTIME、Conde Nast Entertainment、The Wall Street Journalなどの無料コンテンツを提供できるほか、BuzzFeed、PopSugar、Mode Mediaのプレミアムコンテンツなども用意。さらに、下記の5つの機能も利用できる。

  • 「Channel Advisor」視聴パターンなどから、よく見る番組を提案
  • 「Multi-view」2つの違うチャンネルや、1つのチャンネルとBlu-ray映画を同時に観る
  • 「Music Player app」テレビ画面を消してスピーカーだけで音楽を楽しむ
  • 「My Channels and Live Menu」の視聴機能などを強化
  • 「IoTV app」テレビ画面上でLGや他社製の家電機器をコントロールする

(中林暁)