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ケーブルブランドBriseAudio。マイスターが手作業で生産。120万円の「MURAKUMO RCA」他
(2016/2/26 12:09)
ブリスオーディオは、オーディオ用ケーブルブランド・BriseAudioを立ち上げ、直販サイトにおいて製品販売を開始。MURAKUMO、MASAMUNE、SHINKAI、OSAFUNEシリーズも新たに開発している。RCAケーブル1mあたりの価格は、「MURAKUMO RCA」が120万円(0.1m延長毎に10万円)、「MASAMUNE RCA」が53万円(0.1m延長毎に3万円)、「SHINKAI RCA」が23万円(20cm毎に2万円)、「OSAFUNE RCA」が13万5,000円(20cm毎に1万2,500円)、「STD-001RCA」が3万9,000円(25cm毎に5,500円)。
他にも、Phonoケーブルやスピーカーケーブル、電源ケーブル、USBケーブル、AES/EBUケーブル、同軸デジタルケーブル、BNCケーブル、LANケーブルなどをラインナップしている。各モデルの価格など詳細は公式サイトを参照のこと。
いずれのモデルも、BriseAudio認定ケーブルマイスターが国内で手作業で生産しており、「隅々までノウハウを活かしきるよう徹底し生産している」という。独自の多層構造による振動と輻射ノイズ対策などを施し、ケーブルでの伝送ロスを低減させたとする。
最上位モデルの「MURAKUMO」は、導体に高純度銅線を採用。絶縁被覆にフッ素樹脂を使っている。配線材は同構造・同素材を配置し、撚り合わせることで耐ノイズ性を高め、物理的な柔軟性も併せ持つとする。また、振動面でもキャンセル効果を発揮する構造だという。
さらに、高価な素材である広帯域非磁性特殊積層電磁波吸収材をふんだんに使い、シールド性能を高めている。様々な異種素材を効果的に配置することで、「聴感上においても極めて良好な音質を獲得した」とする。異なる帯域に効果のある特殊素材も複数組み合わせ、ケーブルの静電容量増加に伴う高域の落ち込みを抑え、「高域の自然な伸びと高い質感を獲得した」という。
標準端子はチャッキングコネクト式のステンレスRCAプラグを採用。センターピンには一体化した高純度銅無垢材を使用し、線材に直結し、ロスの無い構造としている。さらに、非磁性ロジウムメッキを施し、経年による劣化を防止した。
また、音響スタジオやオーディオファン向けに、ケーブルコンシェルジュサービスも実施。用途や音質傾向、予算に応じて最適なケーブルの提案と制作を行なうもので、「音響スタジオ向けを含むオーダーケーブル1,000本以上の納入実績があるBriseAudioケーブルマイスターが直接対応する」という。