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ELAC、300LINEの小型同軸2ウェイ「BS302」を使った5.1chセット。約30万円

 ユキムは、独ELACの小型のブックシェルフスピーカー「BS302」と、サブウーファの「SUB2030」を組み合わせた5.1chのシアタースピーカーセット「CINEMA 30」を4月8日に発売する。価格は295,000円。

5.1chのシアタースピーカーセット「CINEMA 30」

 300LINEシリーズの小型モデルとして3月から発売しているブックシェルフ「BS302」(ペア価格87,000円)と、サブウーファの「SUB2030」(95,000円)をセットにしたもので、1梱包で出荷。「BS302」はセンター、フロント、リア用として5台入っている。

 「BS302」は、300LINEの特徴でもある、アルミ押し出し成型のキャビネットを採用。ユニットは同軸2ウェイで、密閉型。小型でバッフル面が少なく、同軸ユニットで点音源を追求した事で、高い空間表現応力を持つという。外形寸法は91×111×121mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.3kg。

ブックシェルフスピーカー「BS302」

 同軸ユニットのサイズは、ウーファが78×108mmのAS-OVAL、ツイータが20mm径のシルクドーム型。クロスオーバー周波数は80/2,390Hz。再生周波数帯域は80Hz~35kHz。能率は86dB(2.83V/1m)。インピーダンスは4Ω。

 サブウーファの「SUB2030」は、アナログ・アンプの音質の良さと、デジタル・アンプ効率の良さを組み合わせたというハイブリッド回路設計技術「BASHテクノロジー」を初めて搭載したモデル。

 定格300W、最大350W出力のアンプを、小型のキューブ型筐体に搭載。密閉型エンクロージャと、ロングストロークの25cm径ウーファを組み合わせる事で、「パワフルでありながら誇張感のないナチュラルな低音」を再生するという。

 クロスオーバー周波数は44~160Hzで可変。周波数特性は20Hz~180Hz。外形寸法は300×315×356mm。重量は14kg。

サブウーファ「SUB2030」の背面

(山崎健太郎)