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マスプロ、左旋4K/8K衛星放送対応可能な光受信器

 マスプロ電工は、2018年に放送開始が見込まれるBS/110度CSを使った4K/8K放送に対応する光受信器(V-ONU)「ORD7BCTR3」を4月11日より発売する。価格はオープンプライス。

ORD7BCTR3

 V-ONUは、光ファイバーで送られてくる信号を映像変換する機器。ORD7BCTR3は、CATVとBS(右旋・左旋)、CS(右旋)を受信可能で、将来の4K/8K衛星放送に対応可能なスペックを持っている点が特徴。'18年より実用放送予定の4K/8K放送は、BS/110度CSの左旋偏波で送出される予定で、本製品では受信偏波帯域を拡大し、2,681MHzに拡張(従来は2,602MHz)することで、左旋偏波信号も受信可能としている。

 また、2.4GHz対のシールド性能を向上させ、無線LANなどの影響を軽減。ボディも同社従来品から約30%省スペース化し、外形寸法は200×122×59mm(縦×横×厚み)。電源部は脱着構造で、重量は約640g(電源部取り外し時は455g)。

(臼田勤哉)