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Styleaudio、DSD 5.6MHz対応でES9018K2M搭載、5万円を切るUSB DAC

 zionoteは、Styleaudioのヘッドフォンアンプ搭載USB DAC「CARAT-RUBY3」を5月2日に発売する。価格は49,800円(税込)。発売日から秋葉原のオリオスペックで試聴可能な展示を行なうほか、4月29日とと30日に開催されるフジヤエービック主催「春のヘッドホン祭2016」でも展示する。

ヘッドフォンアンプ搭載USB DAC「CARAT-RUBY3」

 デジタル回路は新設計。DACチップはESSの「SABRE ES9018K2M」を採用。PCMは384kHz/32bitのDXD、DSDは5.6MHzまでの再生に対応。DSDネイティブ再生が可能で、それに向けた「最上のWindowsドライバも用意した(Windows 7以降)」という。DACチップ用に、高精度TCXOも搭載した。USBコントローラーはXMOS U8A。

 入力はUSBに加え、光デジタル入力も装備。192kHz/24bitまでをサポートする。出力は標準端子のヘッドフォン出力と、RCAのライン出力(音量固定)を用意。出力レベルは2.0Vrms。組み合わせるヘッドフォンのインピーダンスは24~600Ω。周波数特性は20Hz~20kHz(±0.11)。SN比は110dB。全高調波歪は0.002%。

入出力端子部

 「CARAT-RUBY」の伝統として、オーディオ出力段の左右にそれぞれに3つずつ、計6個のTI製オペアンプ「OPA134」を搭載。ヘクサド方式のデュアルモノ構造となっている。

 さらに、WIMAやパナソニック、Samyoungのコンデンサー、ALPSのポテンショメーター、東芝の光端子などのパーツも採用。筐体は精密加工のフルアルミケース、オリジナルデザインのアルミ切削ノブ、二重材構造のオリジナルカスタム黄銅スパイク、24K金メッキPCB基板なども採用している。

 外形寸法は75×131×35mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は298g。エージング時間は200時間以上を推奨している。

(山崎健太郎)