RIAJ、2009年5月のレコード生産実績を発表

-金額は83%に減少。音楽ビデオ売上額は3割減


6月17日発表


 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は17日、2009年5月度のレコード生産実績を発表した。

 音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比85%の2,028万8,000枚・巻、金額は同83%の225億4,400万円で、数量・金額ともに減少した。

 同統計は、協会員58社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比97%の439万2,000枚、12cm CDアルバムは同81%の1,177万4,000枚、アナログディスクが1,000枚(同6%)で、カセットテープは33万巻(同86%)となっている。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDをあわせた「その他」は、前年同月比134%の5万4,000枚。「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比87%の372万7,000枚。

【2009年5月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計4,39227%97%3,19916%91%
12cm CDアルバム計11,77471%81%15,94882%85%
アナログディスク計10%6%20%4%
カセットテープ計3302%86%2811%85%
その他540%134%510%66%
合計16,552100%85%19,480100%86%

【2009年5月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD3,727100%87%3,03499%66%
テープ・LD、その他90%48%301%153%
合計3,736100%87%3,064100%66%


(2009年 6月 17日)

[AV Watch編集部 中林暁]