エコポイントで交換できる、271の商品が発表
-Suicaやおこめ券、Edy、楽天など。順次追加
環境省と経済産業省、総務省は19日、グリーン家電製品の購入に対し、サービスや商品と交換可能な「エコポイント」を付与する事業について、消費者が得たエコポイントを交換できる具体的な271商品の情報を公開した。なお、エコポイントの登録・商品交換申請は7月1日から。
商品の一覧は専用ページで公開(PDF)されている。商品券・プリペイドカードが207で、内訳は公共交通機関カードが20、一般商品券が78、地域型商品券109。交通機関カードにはSuicaやPASMO、ICOCAなどが含まれている。
地域産品提供事業者は55で、内訳が全国型事業者18、都道府県型事業者37。この中には全国共通おこめ券、ビール共通券、お肉のギフト券、全国共通すし券、全国共通図書カード、JAL/ANAの旅行券、全国百貨店共通商品券、電子マネーのEdy、nanaco、QUOカードなどが含まれている。環境配慮製品等の提供事業者は9で、楽天市場でも利用できる。
消費者が取得したエコポイントは、これらの商品と交換可能。レートは「1ポイント1円相当が基本となっている」(グリーン家電エコポイント事務局)という。
今後は6月22日の週前半に、エコポイントの登録・商品交換申請書に記入する際に必要な「事業者コード」や具体的な商品選択に必要となる代表的な「商品コード」が、事務局のページで公表。全ての商品と商品コードは6月末に掲載される。
なお、今回発表されたのは6月1日から11日まで実施していた、第1次募集に応募されたものの中から、審査を経て選定されたもの。応募総件は435あったという。7月以降も定期的に、交換商品の募集は実施され、交換商品リストは更新される。また、次回のリストからは、エコポイントを利用して環境寄附も行なえるようになるという。
(2009年 6月 19日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]