オーエス、OptomaのフルHD DLPプロジェクタ「HD82」
-実売40万円以下。新映像回路「Pure Engine」搭載
株式会社オーエスプラスeは、Optoma製のフルHD DLPプロジェクタ「HD82」を7月17日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40万円以下の見込み。
0.65型/1,920×1,080ドットのDMDパネル「DarkChip3」を搭載する単板式プロジェクタ。輝度は1,300ルーメン。コントラスト感を向上するDynamicBlack技術などにより、コントラスト比20,000:1を実現する。パネルドライバーはTIの「DDP3021」。
1.5倍マニュアルズームレンズを搭載。上方向に最大80%、左/右15%のレンズシフト機能も装備している。投写可能サイズは30~300型で、投写距離は1.5~12.5m。ランプは220W UHPで、Philipsの照明技術「VIDI」により画質向上を図っているという。
TIのBrilliantColor技術を搭載し、繊細な色表現を実現したとしている。映像処理回路はpixelworks製のLSIにOptoma独自のチューニングを行なった「PureEngine」を搭載。エッジ強調などの「Pure Detail」、色の鮮明さを向上する「Pure Color」、自然な動きを実現する「Pure Motion」などを集約しており、各処理適用前後の比較が可能なPure Engine Demoモードも搭載している。
入力端子はHDMI×2と、DVI-D×1、コンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)。トリガー出力やコントロール用のRS-232Cも備える。
動作音は22dB(ノーマルモード)。消費電力は330W(待機時1W)。外形寸法は372×490×194mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.5kg。標準リモコンのほか、カード型のバックアップリモコンも付属する。
(2009年 7月 9日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]