サイバーリンク、「PowerDirector 8 Ultra」にパッケージ版

-9月18日発売。BD編集やWoooケータイ対応


9月18日発売

標準価格:7,980円~15,440円


 サイバーリンク株式会社は、BDオーサリング可能な映像編集ソフト「PowerDirector 8 Ultra」のパッケージ版を9月18日より発売する。価格は15,440円で、特別優待版が10,290円、アカデミック版が7,980円。対応OSはWindows Vista/7。

PowerDirector 8 Ultraパッケージ版

 PowerDirector 8は、ビデオ編集ソフトの最新バージョン。BDオーサリング対応の上位モデル「Ultra」と、非対応のスタンダードモデル「Deluxe」が用意され、8月7日からダウンロード販売を開始しているが、パッケージ版はUltraのみが用意される。

 DV/HDV/AVCHDカメラからのキャプチャ、BD/DVDオーサリングが可能なビデオ編集ソフト。AVCHDディスクからの取り込みやAVCHD形式でのDVDオーサリングなどもサポートする。

 新バージョンの特徴として、auから発売される携帯電話「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」(日立製)で撮影した3GPP2形式でのHD映像(1,280×720ドット/30fps)の編集やBD/DVDオーサリングが可能。また、Intelの「Core i7」やNVIDIAの「CUDA」、AMDの「ATI Stream」テクノロジーに対応し、レンダリングやエンコーディングの高速化も実現。またHDファイルの編集の際には、専用のHDコンテンツのシャドウファイルを作成。CPUの使用負荷を軽減することで、より速い編集ができるという。

 編集機能も強化。最大16トラック表示や9トラックのPinP(子画面表示)、4オーディオトラックに対応。タイムライン上からのコピー&ペーストも可能になった。また画面デザインも一新し、ビデオファイルなどの表示にExplorer形式を採用。デュアルモニター出力もできる。


(2009年 8月 27日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]