サイバーリンク、「PowerDirector 8」の体験版を公開

-無料でダウンロード可。30日間の期間制限あり


「PowerDirector 8」

8月7日発表


 サイバーリンク株式会社は7日、BDオーサリング可能な映像編集ソフト「PowerDirector 8」の無料体験版を公開した。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 体験版は30日の利用期間制限があるほか、下記の制限が課せられる。なお、体験版で作成したプロジェクトファイルは、製品版では利用できない。

  • 作成されたビデオの冒頭5秒に、透かしロゴが入る
  • (AACの規約により)iPod/PSPへのファイルエンコードが50ファイルに制限
  • スマートサウンドライブラリ(SmartSound Library)が体験版
  • DVDメニューテンプレートが2種類に制限
  • タイトルテンプレートが8種類に制限
  • マジックムービー(Magic Movie)のスタイルが2種類に制限
  • フォトムービーのスタイルが3種類に制限
  • 高度な写真編集機能が使えない

 「PowerDirector 8」はBDオーサリングやAVCHD形式でのDVDオーサリングに対応する「Ultra版」と、非対応の「Deluxe版」の2種類を用意。通常版の価格は「Ultra ダウンロード版」が11,800円、「Deluxe ダウンロード版」が9,200円で、ともに7日より発売されている。

 同シリーズの特徴として、Ultra版では、auの携帯電話「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」(日立製)で撮影した3GPP2形式でのHD映像(1,280×720ドット/30fps)の編集やBD/DVDオーサリングに対応した。

 また、Intelの「Core i7」やNVIDIAの「CUDA」、AMDの「ATI Stream」テクノロジーをサポートし、レンダリングやエンコーディングの高速化を図ったことも特徴。HDファイルの編集の際に、シャドウファイルを作成し、CPUの使用負荷を軽減することで、より速い編集も可能になった。

 そのほか、最大16トラック表示や9トラックのPinP(子画面表示)、4オーディオトラックに対応するなど、編集機能も強化。HD画質のまま、YouTubeやFacebookへの直接アップロードする機能なども搭載された。

(2009年 8月 11日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]