角川映画、角川エンタを吸収合併。映像事業強化へ

-コンテンツのマルチユースを進めるグループ再編も


9月30日発表


 株式会社角川グループホールディングスは9月30日、連結子会社である角川映画株式会社と、その子会社である株式会社角川エンタテインメントを11月1日に合併すると発表した。

 角川映画を存続会社とする吸収合併方式で、角川エンタテインメントは解散。11月1日を合併効力発生日とする。合併後の資本金は4億9,300万円。角川エンタテインメントの椎名保社長が合併後の角川映画社長に就任し、現職の井上泰一氏は副会長を務める予定。合併の目的については「映像事業のさらなる強化を目指すため」と説明している。

 また、株式会社角川モバイルと、株式会社ムービーゲートについても、中間持株会社の株式会社角川インキュベーションを含めた合併を10月1日に行なったことを発表。

 角川モバイルを合併存続会社とし、ムービーゲートと角川インキュベーションを合併消滅会社とする吸収合併。合併後の資本金は1億円。目的は「グループ全体でコンテンツのマルチユース化促進を目指すため」としている。



(2009年 10月 5日)

[AV Watch編集部 中林暁]