COWON、3.3型有機EL/Bluetooth搭載の「COWON J3」

-高音質を謳う「ULTIMATE MP3プレーヤー」


5月14日発売

直販価格:25,800円(16GB)
     18,800円(4GB)


 コウォンジャパン(COWON)は、有機ELディスプレイを搭載し、外部メモリに対応したオーディオプレーヤー「COWON J3」を5月14日より発売する。直販価格は16GBモデルが25,800円、4GBが18,800円。カラーは16GBがブラックとホワイト、4GBがブラックで、16GBのホワイトと4GBのブラックは同社直販限定となる。

センサー内蔵で、振って「曲送り」も可能

 音にこだわり、多くの高音質技術を搭載した「ULTIMATE MP3プレーヤー」として展開。ディスプレイは3.3型/480×272ドットの有機ELで、静電式のタッチスクリーンに対応している。マルチタッチ動作に対応するほか、センサーにより、操作画面の向きを縦/横自動で切り替え可能。本体を振ることで、「曲送り」などの操作も行なえる。

 内蔵メモリのほか、microSDカードスロットも装備し、microSDカードの追加でメモリ容量を拡張できる。

 対応音楽フォーマットは、MP3、WMA、OGG、FLAC、APE、WAV。39種類のエフェクトが適用できるJetEffect 3.0や、原音に忠実な再生を図る音響効果BBE+などに対応する。曲間のギャップを無くして再生するギャップレス再生やM3Uプレイリストに対応する。

 イヤフォン出力は29mW×2ch(16Ω時)。イヤフォンは自社開発のCOWON SE2が付属する。S/N比は95dB、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。スピーカーも内蔵している。

 ビデオ再生にも対応。コーデックはDivX 3/4/5、Xvid、WMVに、ファイル形式はAVI、WMV、ASF対応する。推奨解像度は480×272ドット。長時間動画内の特定の場面を探す際に、動画を分割表示し、場面ごとに再生できる「ビデオクリッププレビュー」にも対応する。別売のテレビ出力ケーブルにより、テレビへの動画出力も可能となっている。

 JPEG画像表示にも対応。FMチューナやボイスレコーダを備えており、FM録音も可能別売のラインケーブルを利用することで、ライン録音にも対応する。

 Bluetoothを内蔵しており、ヘッドセットやA2DP、AVRCP対応のBluetoothヘッドフォンなどと組み合わせて利用可能。ただし、FMチューナ利用時はBluetoothが使えないという。

 バッテリは内蔵リチウムポリマーで、音楽が約64時間、動画が約11時間再生可能。充電はUSB経由で、充電時間は約3時間30分。外形寸法は106.5×56×9.9mm(縦×横×厚み)、重量は76g。


(2010年 4月 23日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]