ワーナー、「第9地区」を8月にBD+DVD化。3,980円

　ワーナー・ホーム・ビデオは、映画「第9地区」を8月11日にBlu-ray/DVDビデオ化する。BD+DVDのセットのみを用意し、価格は3,980円。仕様は以下の通り。

ケースの中身。BDとDVDを同じトールケースの中に収録。ピクチャーレーベルとなっている

　BDとDVDで特典内容が異なり、BDには未公開シーン集や「エイリアン・アジェンダ ～製作日誌より～」、「ヴィカスの変身 -苦悩の舞台裏-」、「キャラクターを作る -演技の可能性を信じて-」、「“第9地区”の世界を描く -想像力を駆使して-」、「エイリアン誕生 -驚異の視覚効果-」を収録。

　DVDには未公開シーン集、「エイリアン・アジェンダ ～製作日誌より～」のみを収めている。なお、BD/DVDのどちらにも、監督によるコメンタリを収録する。

　オリジナルの脚本、無名のキャスト、新人の監督による作品ながら、本年度のアカデミー賞において作品賞など4部門にノミネートされるという快挙を達成。独創的な設定・ストーリーとあわせて大きな話題を集めた作品。

ケース

　南アフリカ上空に突如現れた正体不明の宇宙船。だが、エイリアンは宇宙船の故障で漂着しただけで、人類に襲いかかることもなく、難民として地球に降り立ち、居座ってしまう。かくして“彼ら”との共同生活は始まった。

　時は過ぎて28年後。増え続ける犯罪に市民と“彼ら”の争いは絶えず、共同居住区“第9地区”はスラムと化していた。超国家機関MNUは、彼らを強制収容所に移住させる計画を立て、ヴィカスという男にその任務を託す。“彼ら”に立ち退きを通達して回るヴィカス。だが、知らずに人類と“彼ら”の歴史を変える大事件の引き金を引いてしまう……。

　監督はニール・ブロムカンプ。出演はシャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ、ヴァネッサ・ハイウッドほか。