プラネックス、USB HDD/メモリをLAN接続できるアダプタ

-テレビやPS3などDLNA機器と連携。iTunesサーバー機能も


Ethernet端子側。電源ONとUSB接続を示すランプを装備

6月上旬発売

標準価格:オープンプライス


 プラネックスは、USB HDDやUSBメモリをLAN経由で利用できるUSBメディアサーバー「MZK-USBSV」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,460円前後。対応OSはWindows XP/Vista/7(Vista/7は64bit版もサポート)と、Mac OS X 10.4~10.6。

 本体にEthernet(100BASE-TX)とUSB 2.0端子を各1系統備え、USB接続のHDDやUSBメモリをLAN HDDなどのネットワークストレージとして利用可能にするアダプタ。使用可能なHDDなどの容量は最大2TBで、ファイルシステムはFAT32。接続するHDDやUSBメモリを取り替えて使用することも可能だが、USBハブを介した複数台の同時接続には対応しない。

USB端子側。側面にはリセットボタンを備える

 この製品はDLNA認証を取得していないが、同社検証によればDLNA対応テレビやオーディオ機器などとのLAN接続にも対応し、LAN接続したXbox 360やPlayStation 3をネットワークメディアプレーヤーとしても使用できるとしている。複数台のパソコンやAV機器でデータが共有でき、同時ログイン数は最大8ユーザーとなっている。

 パソコンのiTunesサーバーとしても利用可能。なお、Macでは楽曲の共有は行なえるが、動画ファイルの共有には対応しない。

 外形寸法は46×66×24mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約43g。電源はACアダプタを使用する。



(2010年 6月 4日)

[AV Watch編集部 中林暁]