オヤイデ、重量670gのアルミ製ターンテーブルシート

-反りと不要振動を抑え、安定動作。21,000円


6月20日発売

標準価格:21,000円


 オヤイデ電気は、アナログレコードプレーヤー用のアルミ製ターンテーブルシート「MJ-12」を6月20日に発売する。価格は21,000円。

 外径294mm、最圧部5mm、重量670gのターンテーブルシート。別売スタビライザーと組み合わせることで、レコード盤面の反りを押さえ込み、不要振動を抑えて安定した動作を実現する。

 組み合わせるスタビライザーは300g以上のものを推奨。なお、同社ではMJ-12との組み合わせを想定したスタビライザーとして、「STB-MS」(18,900円)と「STB-HW」を6月下旬に発売予定。両製品の主な違いは本体の高さ。

 MJ-12は、加工硬化処理済みのA5052アルミニウムをNCマシニングで切削。特殊アルマイト加工により、振動モードをチューニング。レコード盤との接触面で発生する微振動を抑えつつ、耐久性と美観を維持するという。

 中心部から外周部へ仰角1.0度のすり鉢状の傾斜角を設けており、レコード盤をレコードスタビライザーで押さえることで盤面の反りを矯正。レコード針の動作が安定することで、音溝のトレースが向上するとしている。

 さらに、チューニングホールをスパイラル状に配し、不要振動を徹底的に排除。チューニングホールは10インチ盤やEP盤の取り外しをスムーズに行なう指掛け溝としても機能するという。



(2010年 6月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]