'41年の「狼男」をリメイクした「ウルフマン」BD/DVD化

　ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントは、アンソニー・ホプキンスとベニチオ・デル・トロが共演したサスペンス・ホラー「ウルフマン」を、9月2日にBlu-ray/DVDビデオ化する。BDとDVDのセットをラインナップし、価格は3,990円。

　BD版には劇場公開版(約102分)とディレクターズカット版(約119分)の本編を収録。DVD版の本編はディレクターズカット版のみとなる。ディレクターズカット版には、「劇場版ではカットされた血みどろのシーン16分が含まれている」（ジェネオン・ユニバーサル）という。

　特典映像としてDVDの本編ディスクには、未公開シーン/ロング・バージョンを収録。収録時間は約11分。BDの本編ディスクには、別エンディング、未公開シーン/ロング・バージョン、「リターン・オブ・ウルフマン」、「獣を作り出す男:リック・ベイカー」、「変身の秘密:視覚効果の制作」、「放たれた獣:アクションシーンについて」の、合計約68分の特典映像を収めている。

　舞台は1981年の英国。高名な舞台俳優のローレンス・タルボット(ベニチオ・デル・トロ)は、25年ぶりに生家のタルボット城に帰ってきた。弟ベンが行方不明になったことを、弟の婚約者であるグエン(エミリー・ブラント)の手紙で知らされたからだ。

　しかし、城へ足を踏み入れたローレンスを待ちうけていたのは、母の死をきっかけに疎遠になった父のジョン(アンソニー・ホプキンス)の冷たい出迎えと無残に肉を削がれたベンの遺体だった……。

　アンソニー・ホプキンスとベニチオ・デル・トロ、2人のオスカー俳優が共演。'41年に公開された「狼男」を、現代の技術でリアルにリメイクした作品で、過去6回アカデミー賞に輝き、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のPVメイクアップも務めたリック・ベイカーが特殊メイクを担当。脚本は「セブン」のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカー。監督は「ジュラシック・パークIII」のジョー・ジョンストンが担当している。