ソフトバンク、Android 2.2搭載の「HTC Desire HD」

-720p撮影/DLNA/Flash 10.1対応。新パケット定額も


 ソフトバンクモバイルは、Android 2.2搭載スマートフォン「HTC Desire HD」(001HT)を11月上旬より発売。10月15日より予約受付を開始する。カラーはダークブラウン。

HTC Desire HD背面

 価格はまだ決定していないが、月月割を適用した実質負担額は3万円前後になる見込み。

 4.3型/ワイドVGAのタッチパネル液晶を搭載し、OSにAndroid 2.2を採用するHTC製のスマートフォン。800万画素カメラを搭載し、ハイビジョン(720p)動画撮影が可能なほか、DLNAにも対応し、撮影した動画や写真を対応テレビなどで鑑賞できる。Flash Player 10.1も搭載する。

 1GHz CPUを搭載するクアルコムのチップセット「Snapdragon」を採用し、アプリやブラウザの高速動作を実現。また、シンプルで自然な操作を可能にする「HTC Sense 2.0」搭載で、快適なUIを実現したという。

 なお、ソフトバンクモバイルでは11月12日より、AndroidまたはWindows Mobile端末向けの新パケット定額サービス「パケットし放題S for スマートフォン」を開始する。これは、月額390円を基本とし、1パケットあたり0.084円、上限5,985円でパケット通信が使い放題になる定額サービスとなっている。

 また、2011年4月30日までに契約した場合、「パケットし放題MAX for スマートフォン」へ加入することも可能。これは月額3,985円で712万5,000パケットまで通信が可能な定額サービスで、712万5,000パケット以上は1パケットあたり0.084円となり、それを超えても月額の上限金額が5,985円と設定されている。なお、同社の既存ユーザーのうち約97%は、毎月のパケット通信量が712万5,000パケット未満だという。

 これらのサービス提供に伴い、従来の「パケットし放題 for スマートフォン」は11月11日で受付を終了。また、11月30日まで実施を予定していた「パケットし放題フラット」で「PCサイトダイレクト」を利用した場合の上限金額が4,410円になるキャンペーンも、11月11日をもって終了する。



(2010年 10月 8日)

[AV Watch編集部 中林暁]